第39話

Story36
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2020/10/28 11:20
イデアside
入学式の日だ…
闇の鏡
[汝の名を告げよ]

あなた
[……《あなた》]

闇の鏡
[汝は……イグニハイド寮!]

クロウリー
[待ってください!貴方女性ですよね!?]
ディア・クロウリー
ディア・クロウリー
嗚呼、これですか…
あなた
[……《イデア…》]ギュッ
何これ恥ずか死ぬ

怖がって後ろから抱きつかれるってどんな神イベ?

まァ昔の僕の話だけど

なんか皆悶てるし
イデア
[あ、え、えーっと…あなたの所にも招待状来てましたけど…?
魔力が強いからって]

クロウリー
[あ、嗚呼、そうでしたか!]

イデア
[あ、それと…ちょっと後でお話が]

クロウリー
[?分かりました。]
この後僕は学園長にあなたの過去を話したなぁ…

そこから先はあなたがしばらくタブレットを使って話してるだけだった

コインを使って物事を決めてた

でも途中で…
クロウリー
[イデアさん、あなたさん、ちょっと]

あなた
[……?]

イデア
[何?]

クロウリー
[鏡の間に来てください!]
リリア・ヴァンルージュ
リリア・ヴァンルージュ
あなたと出会ったときじゃな
鏡の間に行くあなたと昔の僕
イデア
[学園長…この人達は何]

クロウリー
[先生方と各寮の寮長、副寮長です!
他の方々は皆さんが声をかけたのでは?]

イデア
[そ…で?何すんの]

クロウリー
[あなたさんの事を御教えしたほうが良いかと思いまして…
あなたさんを支えられますし…]

イデア
[あ゛ぁ?]
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
この時のホタルイカ先輩の声にはびっくりしたな〜
あなた
[………《良いよ》]

イデア
[あなた!?]

あなた
[《過去を話すだけだから。別に…
関わって来られなければ良い。
同情とかもいらない。ただ話すだけ貴方達はただ聞くだけ。それなら良いよ。》]

クロウリー
[あなたさんそれは((]

あなた
[《駄目なら話さない。
私、アレがあって今更他人と関わるとか無理だから。辞めて。人間とか嫌いだし…》]

レオナ
[好き勝手言ってくれるじゃねぇかよ草食動物。帰っていいか?クロウリー。こんな奴の話、聞く気にも成れねぇよ。]

ヴィル
[同感ね。]

クロウリー
[ですが…]

あなた
[……《分かった。裏が出たら話さないし関わらない。表が出たら学園長が言ってた通りにする。それでいい?》]

フロイド
[裏?表?]

クロウリー
[……良いですよ]
その後表が出てあなたの事全部話した

過去も

今の状態も

それと同時にみんなと約束した

“あなたから離れて行かない”

“あなたに色んな事を教える”

“あなたが困ってたら助ける”

“あなたを一人にしない”

“教師陣はあなたが過呼吸になったら早急に対処する”

最後は

“あなたは自分の意志で物事を決めて慣れてきたらタブレットじゃなく自分で喋る”

…懐かしい
その後表が出てあなたの事全部話した

過去も

今の状態も

それと同時にみんなと約束した

“あなたから離れて行かない”

“あなたに色んな事を教える”

“あなたが困ってたら助ける”

“あなたを一人にしない”

“教師陣はあなたが過呼吸になったら早急に対処する”

最後は

“あなたは自分の意志で物事を決めて慣れたらタブレットを使わないで話す”

…懐かしいなぁ
【信用しない】

【人は信用ならない】

【人魚だろうが】

【獣人だろうが】

【妖精族だろうか】

【いつかは裏切る】

【今までそうだったから】

【イデアとオルトさえ居ればいい】

【でも】

【皆は】

【信じていい気がした】

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