第63話

Story60
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2021/03/16 12:58
【???Side】

ごめんなさいあなたさん

何度謝っても謝り足りない事など承知の上です

蚊帳の外にされる気持ちを分かっていた筈なのに

一人ぼっちの人の気持ちを分かっていた筈なのに

僕は貴方の何も分かっていなかった

契約をしても何も言わなかったのは貴方なのに

テストでの契約の事も何も言わず受け入れてくれたのは貴方なのに

クズでノロマなタコでも僕は僕だとっ言ってくれたのに

貴方に恩を返せなかった

会って謝罪をしたいのに会えない

大切な人に会えないというのは…

大切な人に見てもらえないというのは

こんなにも辛く苦しいのですね

………すみませんあなたさん

僕が一番貴方を分かって差し上げるべきでした
【???Side】

アズールもフロイドも反省しています

勿論僕も

あなたさんにきつく当たる気など無かった

ただ、あなたさんなら平気だと思ってしまった

強い人では無いと知っていたのに

魔法があるけれど心が弱い貴方より

魔法がないけれど心が強い監督生さんを優先してしまった

魔法があれど心が弱ければ監督生さんと同じように守らねばならない筈なのに

所謂幼馴染という存在のアズールを救ってくださった監督生さんを優先させた

すみませんあなたさん

僕もアズール達同様反省しているんです

どうか…謝罪をさせてください
【???Side】

あなたが強くない事なんて知ってた

知ってた筈だった

でも、小エビちゃんはアズールのオーバーブロットを止めてくれたし

魔法も無い稚魚同然の存在だった

守らなきゃいけないと思った

あなたが弱い所を見て見ぬ振りして

どんだけ機嫌が悪くてもあなたにだけは当たらないって言う

俺の中での最低条件を破って

あなたにキツく当たっちゃった

小エビちゃんはちっさくて細くてすぐ壊れちゃいそうだから

当たる事なんて出来なくて

でもちっさくて細いのはあなたも同じで

何処かあなたなら大丈夫って思ってた

でも、あなたの過去を見て

あなたの方が何倍も何倍も弱いって知った

知った時には遅かった

ごめんねあなた

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