第47話

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2022/04/20 15:43
(((ガシャーン





ヨンジュンがボムギュオッパにお礼を言い終わると


タイミングが良いのか悪いのか、


窓際に置いてあったペン立てが


風に押されたカーテンのせいで落ちて


大きな音を立てた。














(なまえ)
あなた
…………びっくりしたぁ……。














(なまえ)
あなた
まったく……なんでこんなとこ置いてんのさ。
















落ちてしまったペンやらハサミやらを拾いにいく。















 
ヨンジュン
ヨンジュン
わ、結構落ちたね。









私に続いてヨンジュンも拾いに来た。


















私とヨンジュンであらゆるペンを拾う。




























(なまえ)
あなた
………………
















私の見当違いだったのかな。


ヨンジュン、全然態度変わらないし。


やっぱりうちのボムギュオッパは


スビンが言ってた " ボムギュ "さんとは別人か。

















(なまえ)
あなた
はぁ…………。












思わずため息が出た。


少し、少しだけだけどね?


ちょっとそうなんじゃないかなって、


期待してた部分もあったんだよね。























ペンを全て拾い終わった私とヨンジュンは、


また、ボムギュオッパの方へ向き直った。


私は、ペン立てを窓際ではなく


さっきまでオッパが整理していた書類が乗っている


机の上に置く。


















(なまえ)
あなた
じゃ、私たち遊びに行ってくるから
(なまえ)
あなた
じゃあね、オッパ。
ヨンジュン
ヨンジュン
あの…………、
ヨンジュン
ヨンジュン
本当にありがとうございました。
 





ヨンジュンがボムギュオッパに会釈をして


オッパの目の前を通り過ぎる。


結局、一から調べなきゃかな。


あとは心当たりないし。


でもなぁ。


" ボムギュ " さんなんて


他に知ってる人いないしなぁ。




 










一人悶々と考えて


ボムギュオッパの部屋をあとにした。














































________はずだった。

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