第44話

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2022/03/04 09:43
ヨンジュン
ヨンジュン
うわぁぁぁ………!!
(なまえ)
あなた
綺麗でしょ?
ヨンジュン
ヨンジュン
すごい綺麗…………











夕焼けを見に来た私達は、

この街の展望台に来ていた。

展望台っていっても、

私とか、この辺に住んでる人達が勝手に

そう呼んでるだけで、

本当のところは展望台で合っているのか

分からない。

まあ、住宅街よりも少し高いところにあって、

なんかアートみたいな造りのやつが

あるんだよ?

しかも、そのアートみたいなやつは

階段あって登れるし?

その階段上がれば、

空を眺めましょうね〜みたいな場所だし?

これは展望台だよね。←





(なまえ)
あなた
日、沈まなくてよかった………






家から出発して15分程度でここに到着。

その間に日が沈んでしまうかもしれないと

心配したが、その心配もいらなかった。

たしか、もうすぐ夏至だったはず。

2、3日すれば、もう夏至かな?

一年の中で昼が一番長く、夜が最も短い日。

なんかロマンを感じるよね。

















そういえば、

この展望台でボムギュオッパとよく遊んだなぁ。

ここで遊ぶと毎回、

夕焼け綺麗!って言ってた。

ヨンジュンもそうだけど、

男ってもんは、空見るのが好きなのかね?




















(なまえ)
あなた
ヨンジュナ〜、明日何しようね〜?
(なまえ)
あなた
私、学校休みだし。





    


ヨンジュンには、あっちの世界で

いろいろなものを見せてくれた。

そして、私の世界のことを教えてほしいって

言ってた。

次は私の番ってことだよね!

































ヨンジュン
ヨンジュン
デートでもする?
(なまえ)
あなた
デ、デ、デート!!?
ヨンジュン
ヨンジュン
うん、デート。




















デート。

いい響きやな………。

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