それは放課後のこと。
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うわ~、今日も女子に囲まれてる. .
なんて思いながら私が見ているのは、
学校で1番モテる岩田先輩。
隣にいるのは幼馴染の健二郎
さっきからスマホばっか見ててちっとも私の方を見てくれない
なんで見てくれないの 、?
岩田先輩は確かにイケメンだけど、私が好きなのは健二郎だよ?
少しくらいやきもち焼いてよ
って言いたいけど、付き合ってる訳じゃないし
そう言いながら、相変わらず視線はスマホの方
私は健二郎が好きだよ。
そう言いたいのに、言えない
意気地なしの自分が嫌になって机に突っ伏してしまう
そんな風に心配されたら余計好きになっちゃうじゃん、
そう言いながら、突っ伏してる私の肩に手をかけてくる
そう言いながらバッと体を起こすと、
目の前に健二郎の顔があった
どうやら私を心配して、顔を覗き込もうとしていたらしい
そう言い、慌てて机から立とうとしたその瞬間
ガタッ
机についた手が滑った拍子にバランスを崩し、健二郎に抱きついてしまった
しかも、勢い余って健二郎にキスをしてしまった
それも、唇ではなく
顎に
いやちょっと神様。こんな気まずいことありますか?
せめてそこは唇か頬のほうが. . .
それもそれで困るけど
うわ。そりゃ怒るよね~、
言い終わる前に唇に柔らかいものがふれた
よく分からないまま健二郎の顔を見上げると
健二郎の顔は真っ赤だった
あれだけ合わなかった健二郎の目が、私をじっと見つめている
あ、それであんなに冷たかったのかな
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それは2人にとって忘れられない放課後になリました
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お久しぶりです
更新遅くなってごめんなさい😥
突然なんですが、お気に入りの合計が200になりました~~!!
ありがとうございます☺☺
これからもよろしくお願いします😭❤
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!