第13話

KAZUMA KAWAMURA
2,193
2019/03/15 15:01
※この話は、前の壱馬の話の、あなたが壱馬を好きになる前の話。という設定です。((語彙力



ザアアア..ザーーー....
あなた
あなた
あーー!もう雨降ってきたの?!
雨は深夜から降るっていう予報だったじゃん!


ピロン (LINE)
あなた
あなた
あっ、お兄ちゃんだ
LINE内容
片寄涼太
片寄涼太
あなた~!!
ほんと悪いんだけどさ、隣の駅まで迎えにきてくれない?
あなた
あなた
えー、お兄ちゃん傘持って行かなかったの?
片寄涼太
片寄涼太
夜から降ると想ってたから傘置いてきた笑
片寄涼太
片寄涼太
お願い!ドーナッツもらって来たから!!
あなた
あなた
わかった!!ドーナッツちゃん待っててね🍩🤤
片寄涼太
片寄涼太
はいはい笑
改札前にいるから
LINE終了


さーて、ドーナッツのためにお兄ちゃんを迎えに行きますか
最寄りの駅到着
あーー。不器用だから傘うまく巻けないわ…
あなた
あなた
え、?
嘘嘘。傘が閉じないんだけど
試しに何度か閉じようとしてみるが何かが引っかかってるようで、全く閉じない。

、、、。どうしよう(泣)
近くにゴミ箱ないから捨てられないし、

それにお気に入りの傘だったのに、、



トントン


誰かに肩をたたかれて、振り返ると、
あなた
あなた
あっ、お兄ちゃんの友達の壱馬さん?
川村壱馬
川村壱馬
ピンポーン、俺は塾の帰りなんやけど
あなたちゃんはどうしたん?
あなた
あなた
お兄ちゃん迎えに行く予定だったんですけど、傘が壊れちゃって、、
川村壱馬
川村壱馬
ちょっと見して
川村壱馬
川村壱馬
あー、この骨んとこが曲がってるせいで傘が閉じなくなってるぽいなー
あなた
あなた
やっぱり壊れちゃったかぁ、
あなた
あなた
じゃあちょっと売店でビニール傘買ってきますね
川村壱馬
川村壱馬
ちょっとどこ行くん
そんなん俺の傘使えばええやろ
あなた
あなた
えっ、でもそんな、、大丈夫ですよ!!
あなた
あなた
それに壱馬さんの入る傘が無くなっちゃうし、
川村壱馬
川村壱馬
俺んちすぐそこやし、パーカーやからフードかぶれば大丈夫や
川村壱馬
川村壱馬
じゃっ、お兄ちゃんによろしく
あなた
あなた
え、あの!
あなた
あなた
行っちゃった、、
残された私と、壱馬さんの傘。
どうしよう。とりあえずお兄ちゃん迎えに行って、事情を説明して今度お兄ちゃんに返してもらうか

電車乗車
LINE
あなた
あなた
今電車乗った!
片寄涼太
片寄涼太
りょうかーい
あなた
あなた
ていうかさ今思ったけど、傘忘れたにしても最寄り駅までは行けるでしょ
片寄涼太
片寄涼太
いやー、実は荷物が重くてさ~笑笑
あなたに手伝ってもらおっかなって
あなた
あなた
ドーナッツだけもってあげるねw
あなた
あなた
そーいえば、さっき壱馬さんに会った
あなた
あなた
私の傘壊れたんだけど、壱馬さんが傘貸してくれた
片寄涼太
片寄涼太
まじ?じゃあ明日壱馬の家行くから返してくるよ
あなた
あなた
あー、自分で返すから大丈夫

LINE終了



お兄ちゃんに返してもらうのでもいいけど、、
もう一回壱馬さんに会いたい。


傘を貸してもらった時のことを思い出すと、胸のあたりがキュッっと苦しくなる。


私、壱馬さんが好きなのかな、、?
いやいや、話したのは今日が初めてだし、

恋、な訳ないよね!






___この気持ちにちゃんと気づくのは
もう少し先の話.____


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リクエストありがとうございました💜
話がごちゃっとしてて本当に申し訳ないです(泣)
こんな作品でよければまたいつでもリクエストお待ちしています!!

皆さん、リクエストや応援コメントいつもありがとうございます!!本当に励みになってます😳
次回もよろしくお願いします.

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