あなたの手を掴んでいる2人+あなたが困惑していると
後ろからでっかい人が現れた、そして
ドカッ
ボゴっ
あなたの手を掴んでいた男たちを殴り飛ばした
あなたは唖然としていた
マイキーと呼ばれた少年は振り返り
あなたにそう声をかけた
まじまじとマイキーという子を見つめてあなたは叫んだ
あなたはバツの悪そうな顔をした
あなたは俯いた
ニコニコして話しかけてくる
(お、知らない奴に急に馬鹿と言われるとは…許せん)
あなたとでっかい人が睨み合う中
(こいつ………嫌いっ)
時計を見ると、もう夕飯の時間だった
ビュンッ
あなたは話を切り上げ、急いで家へ走った
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此の先、もう一度交わる二人との出会いを、あなたはまだ知らないでいた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。