INタケミチズアパート
千冬とタケミチはアパートにいた
タケミチはそう言うと読んでいた漫画を置き、立ち上がった
タケミチは玄関へ歩いていく
ガチャ
玄関のドアを開けるとある人物がたっていた
タケミチはあなたの手を取って歩き出す
あなたはわけがわからないといった顔で千冬に助けを求めた
渋谷駅
タケミチは立ち止まって2人の方をふりかえった
千冬が呆れた顔で言った
そう言ってタケミチは改札を通り行ってしまった
あなたと千冬は振り返ると、タケミチじゃなく、ボロボロになった山岸、マコトがいた
その頃タケミチは
電車から赤い服の集団が大勢おりてきた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!