第5話

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2022/08/01 14:12







あなた 「ん、…?」




少し重い瞼を開けると視界に飛び込んできたのは澤村先輩の横顔





あなた 「ん??? え、? ほぁぁ!?」





驚きすぎて花のJKとは思えないほどの気の抜けた声を出してしまった




いや、まず!!  違うじゃんッッ!




あなた 「なんで私澤村先輩にお姫様抱っこされてるんですかッッ!!?」


なんだか落ち着かない体制だと思ったら!!




澤村 「あぁ。歩けるような状態じゃなかったみたいだからな。」



あなた 「いや,でも,あの…これは少々…いや大分恥ずかしいんデスケド…?」


澤村 「なんだ嫌か?」



あなた 「へッッ!? そんな訳!!」



澤村 「なら許せ」



あなた 「はッ!! ズルいです!!」


いや…スパイクを打つ度 あの腕になりたいとか言ってましたけど!! こんな密着して良いんですか?! ダメですよ!!!



あなた 「…とゆうかコレはどこに?」



澤村 「保健室」



あなた 「えッッ!!? そんな大袈裟な! 私見ての通りピンピンしてるので気にs」



澤村 「主将命令だぞ」



あなた 「ぬぁぁぁ…職権乱用です…グヌァ!」





[ 保健室 ]


澤村 「1回下ろすぞ」


あなた 「ハイ…アリガトウゴザイマス」 プシュゥーー


ガラララ…


澤村 「失礼します 先生…」


養護教諭 「あっ…すいません! じゃあ今行きますので!!」 ガチャ






おっと…? 良いような悪いような微妙な予感レーダーが騒いでいるぞ


養護教諭 「ごめん!! 澤村くん…だよね!! あれ?!もっちー!!? なんで?! あー…じゃないじゃない。先生職員会議すっぽかしてたから行かなきゃ行けないんだけど急用?」
澤村 「モッチー…?




あなた 「あー!! 急用じゃないでs」

澤村 「急用です、今すぐ手当したいんですけど」


養護教諭 「あー!!どうしよっか! でも先生今すぐ行かなきゃいけないから! 澤村くん手当終わったら鍵先生のロッカー入れといて!! ごめん!行ってきます!!」





おっと????



あなた 「職務放棄…」


澤村 「この場合仕方ない ほら入るぞ」



あなた 「え、」




















2人きり!!!!?

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