第3話

新しい家
347
2019/07/23 02:27
その夜。
お姉ちゃん
たっだいまー!
バタンッとすごい音がしたと思うと、リビングにひょこっとお姉ちゃんが顔を出した。
お父さん
のあ!おかえり!
お姉ちゃん
おー!マイファーザー!久しぶりだねー!
ショートカットでパッツンのお姉ちゃん。
おしゃれなんて無縁。
あやか
あやか
お姉ちゃん、おかえり!
お姉ちゃん
あやかー!たっだいまー!聞いたぞ!?ひとり暮らしするなんて!凄いな!がんばれよっ!
あやか
あやか
うん!
あやか
あやか
あれ?お姉ちゃん、背伸びた?
お姉ちゃん
そう?
あやか
あやか
なんか、ちょっと見ない間に変わった!
お姉ちゃん
ホントにー!………ん?おとん、小さくなったー!?
お姉ちゃんがお父さんを見下ろしてる!
お父さん
……娘に負けた……
お母さん
のあ。荷物置いて!とりあえず、ご飯にしましょ
お姉ちゃん
うん!ハンバーグ!
お母さん
あら、ごめんなさい。今日はカレーよ
お姉ちゃん
………
あやか
あやか
ねぇ、お姉ちゃん!ひとり暮らしって楽しい?
お姉ちゃん
んー、どうだろう。ご飯作るの、めんどいよ
お姉ちゃん
でも、わくわくするよ
あやか
あやか
ふふっ。がんばろー!
お姉ちゃん
あやかなら大丈夫。ちゃんとやってけるでしょ!あたしの妹なんだし♪
お姉ちゃんのそのセリフに、ちょっと照れてしまう。
照れ隠しとして………
あやか
あやか
お姉ちゃん。これ
お姉ちゃん
おっ!チョコグミやん!!
ねおちゃんからもらったグミをあげた。
________

今日は土曜日。←早っ‪w‪w
明日にはお姉ちゃんも帰るし、お父さんたちも行ってしまう。
さみしいけど、自分で決めたことだし、がんばろう!
あやか
あやか
ここが新しい家かぁ〜!
あたしは新しい家となる部屋から出て、最後になる自分の家へと帰って行った。


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主
私のしょうもない小説を呼んでくれてありがとうございます!
またよろしくお願いします!
それではばいちゃー!

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