2人は店を出ると 、探し始めた 。



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目が覚めると 、何処かの部屋 。


寝台であろう 、ふかふかな所に寝かされている 。


腕は縛られ 、足も縛られている 。

猫になった所で駄目だ 。


あの大男には敵わない 。


大男 ｢ ぁ、起きたのかァ ｣

キｯ 、と睨む 。


大男 ｢ じゃあ早速遊ぼうか ｣


何 し て … ?


再び担がれると 、風呂に来た 。

首を傾げた朧だったが頭を掴まれて直ぐに分かった 。


早 く 逃 げ れ ば よ か っ た …… 。


ｶﾞﾝ ｯ ｯ .ᐟ.ᐟ

ぶ く ぶ く … 。


必死に息を吸おうとするが 、押し付けられているので動けない 。


パ ｯ 。


手が離されると 、直ぐに水面から顔を出す 。

涙が流れる 。


息を整えていると 、冷水が頭からかけられた 。

震えが止まらなくなる … 。

大人に抵抗する子供等は特に拷問の様な虐待を受けて来た 。

大男は濡れた朧をもう一度寝台に寝かせる 。


大男 ｢ 冷たいねェ ｣


嗚 呼 … お 前 の 所 為 で …… 。

朧の瞳から光が消えかかっていた 。


大男は朧の衣服を全て剥ぎ取って 、純白の聖装を着せる 。

そして 、朧の口と腕をガムテ﹣プで縛ると … 。


大男 ｢ 之で良い作品が出来る ｣


車に乗せて 、川まで行く 。

ﾊﾞｻ ｯ … 。


橋の上から投げられた 。


ﾄﾞﾎﾞｫ ｫ ｫ ﾝ ﾝ …… 。


… 捨 て ら れ た …  。

朧は此の儘流されて 、死ぬ事にした 。





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