第4話

中間side
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2018/03/22 05:43
中間
照史、大丈夫か?
レッスン場に行くと、まだ照史しか来てなかった。


照史は顔をうずめて座り込んでて、名前を呼んでも動かなかった。

中間
・・照史?
不思議に思いながらもう1度名前を呼ぶ。



でも動かない。
中間
ちょ・・照史!
肩をゆすって呼ぶと、照史はびっくりして飛び跳ねた。
中間
・・どうしたん?大丈夫?
そう聞くと、照史は明らかに無理をして笑った。
桐山
・・ごめん!大丈夫やで!
中間
また、なんか言われた?
そう聞くと、首を横に振った。
桐山
大丈夫やって、なんもないから
照史はそのまま伸びをして僕から離れていった。



もうずっと一緒におるんやし、照史がしんどいのも、照史がいつもとなんか違うのも分かるのに、

照史が聞いて欲しくないのなら、これ以上深入りしないほうがいいのかな、なんて思う自分がいて。




でも、照史がしんどいのも分かる。

最近、事務所の人にいろいろ言われるし。

ユニットをなくすって話も、東京ジュニアだけにしようって話も出てるし、


でも、それだけじゃないねん。




僕らが1番言われるのは、7WESTのこと。




あのユニット、作ったの失敗だったなって、

病人がこの仕事をやる資格なんてないって、




そんな言葉は今も胸に突き刺さったまま。







僕や照史は関西ジュニアでも年数が長くて、その間にたくさんの人が辞めていって、今や1番上になってしまって、

だからこそ僕らに色々と言われるんやけど。




正直、しげに腹が立ってた。




だって、しげは7WESTのセンターやろ?

スキルのことやって言われてんねんから、周りから言われんようにもっとしっかりしてほしい。





それに、最近めっちゃ悪戯増えてるし、







正直、


鬱陶しいんや。

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