無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第7話

絵依月 神奈絵
なんか、怖い
真菰
わかる……いつ鬼が出るか
真菰ちゃんがそう言った瞬間だった
おっ、人が来たぜ…………ん?お前……人か?
そう言って鬼は私の方をゆびさす
なぜ鬼が鬼を斬ろうとしている
絵依月 神奈絵
私だって鬼になりたくてなったわけじゃないんだけど
そうか、まぁいい……俺の食糧となれ!!
そう言って飛びかかってきた
真菰
神奈絵ちゃん!
絵依月 神奈絵
水の呼吸 壱ノ型 水面斬り
私はその鬼の首を斬った
…う……あ……
絵依月 神奈絵
今度生まれてくる時は鬼になんてなっちゃダメだからね……
私は鬼の手を握りながらそう願った
真菰
鬼にも同情するんだね……
絵依月 神奈絵
まぁ私も鬼だからね
真菰
あ、確かに
なんか雰囲気ぶち壊した気がするけど気にしない気にしない

私たちはどんどん歩いていった

しばらくたって、鬼を倒しながら歩いていた時だった

絵依月 神奈絵
真菰ちゃ……!?
真菰ちゃんがいない!!

もしかして……迷子?

うわぁまじか……真菰ちゃん大丈夫かな……

正直私は傷とかすぐ治っちゃうからいいんだけど、真菰ちゃんは鬼じゃないから治んない……

だからなるべく庇ってあげたかったんだけど……

まぁ真菰ちゃんもそんな弱いわけじゃないし、むしろ強いだろうから、大丈夫でしょ!

そう考えた私はまた歩き出した















.*・゚真菰side.゚・*.
どうしよう……迷っちゃった……

私ひとりで戦えるのかな……

そう考えていた時だった

真菰
うっ……臭いぃ……
すっごい刺激臭がする……

こんなに臭い匂い、初めてかも……

その時だった
異形の鬼(手鬼)
んん?また可愛い狐が来た(ニヤッ)
!?……もしかして、鱗滝さんが言ってた、異形の鬼!?

私はすぐに戦闘態勢に入る
異形の鬼(手鬼)
前に来た狐の小僧は何故か頭を潰したのに生きて逃がしてしまったが、まぁいい。今度こそ鱗滝の弟子を殺してやる
真菰
?鱗滝さんを知っているの?
異形の鬼(手鬼)
知っているも何も、俺をこの藤の牢にぶち込んだのは、鱗滝だからなぁ。だから俺は鱗滝の弟子を殺すって決めてるんだ
真菰
な、なんで鱗滝さんの弟子だって……
異形の鬼(手鬼)
その狐の面だよ
私は驚きながら狐の面を触る

この狐の面は、鱗滝さんが作ってくれたものだ

私の面には、花が描いてある

神奈絵の面には三日月が描いてあった
異形の鬼(手鬼)
あいつは何も知らずに自分の弟子に狐の面を渡してるんだなぁ!これじゃあ、あいつが自分の弟子を殺しているのと同じだな!!
私はその言葉にキレてしまった
真菰
うるさい!あんたみたいなやつが、鱗滝さんのことを喋るな!!
そう言って首を斬りにかかる
異形の鬼(手鬼)
はっ、お前みたいなチビ、潰しておしまいだ!!
そう言って私を掴もうとする

それを避けた
異形の鬼(手鬼)
チッ……小賢しいヤツめ
下から生えてきた手も避ける




そして鬼の首を斬ろうとしていた
異形の鬼(手鬼)
(これも避けられたか……だが(ニヤッ))
真菰
(?こいつ、なんで笑って……)
確かに斬ったはずだった

パキンッ

刀が……折れた
真菰
嘘……
異形の鬼(手鬼)
残念だったな……!
そう言って私の左腕を掴んだ

その時に腕を折られた
真菰
ああああっ!!
とてつもない痛みが体中を巡る
異形の鬼(手鬼)
まずは左腕を引きちぎってやるよ!
そう言って私の体を持とうとした時だった

ボトッ

私を掴んでいた鬼の手と、私の体をつかもうとしていた鬼の手が落ちた
異形の鬼(手鬼)
……!?(いつの間に……!!)
真菰
か、神奈絵ちゃん!?
神奈絵ちゃんが鬼の手を斬り落とし、私を受け止めてくれた

その神奈絵ちゃんの表情は、とても、とても怒っていた