第5話

相談2 中西 隆広side
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2019/03/12 06:57
あいつの話、乗ってやろう。

でも、緊張する。

だって、俺の実の子だから。

「待たせたな。」

「別に大丈夫です。」

「先生。聞いても、いいですか?」

「ああ。」

「高二B組の、中川ミサキさん、知ってますか?」

「なっ、、、、うむ。」
あいつの母親とは、3年程前にから、
付き合っている。

俺、最低だ。

絶対、女は一人と決めたのに、

凉の母親、カスミを、見捨てた。

でも、何で、こいつが、中川を知っている?

こいつは、ミサキを追うようにして、転校してきた。

「先生?」

「ああ。ちょっと待ってて。」




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