前の話
一覧へ
次の話

第1話

No.1 ❤️
925
2018/09/19 09:25
-ドンッ
あなた
ごっごめんなさい!
男子
チッ。
私はあなた。


高校2年生です。


特に男っ気もなく平凡な毎日を過ごしています。


はぁ。


なんか今日は付いてないな。


こんな紙ばらまいちゃって…


やばっ!


みんなからめっちゃ見られてる。


早く片付けなきゃ。
裕太
お手伝いしましょか?
あなた
あっ!
すいません。
ありがとうございます!
裕太
いえいえ!
あなたは何も悪くないですから!
あなた
そんなこと…!
なんか元気でました!
本当にありがとうございました!
裕太
あっあの!
お名前お聞きしてもいいですか?
あなた
えっ!
私ですか!?
裕太
あなたしかいませんよよ笑
あなた

あなたです!
裕太
僕は中務裕太といいます!
2組です!
あなた
そうなんですか!
私は1組です!
よろしくお願いします!
裕太
はい!
中務くんか…


ていうかいい人すぎる!


私もあんな優しい人になりたいな…


-授業中


はぁ。


なんか全然集中できない。


ずっとふわふわしてる感じ。


ずっと中務くんのこと思い出しちゃう。


あの場面を頭の中でリピートしちゃって。
ことは
あなた?
おーい!あなたー!
あなた
んっ!
何?
ここはは私の大親友。


この子ならなんでも話せるしなんでも聞いてくれる。
ことは
なんかもう明日の方向向いてたけど笑
あなた
そっそんな訳!
ただちょっとぼぉーっとしちゃっただけ!
ことは
ふーん?
さてはなんかあったでしょ!?
げっ。


やっぱり大親友だと見抜かれてしまうものか…


ちゃんと話そう。
あなた
バレたか…笑
ことは
なになに?
何があったの!?
あなた
いやっ。
さっきね。
うちが男子と当たって1人で紙ばらまいちゃって…
そしたら2組の中務裕太くんが優しく助けてくれてさ!
ほんとにいい人でね!
それが忘れられなくて…
ことは
なるほど!
つまりあなたは恋をしてるんだね!笑
あなた
はっ!?
そっそんなわけないじゃん!
そんな何分かで恋なんて…
ことは
じゃあもう1回その中務?っていう人と話してきなよ!
そしたら絶対恥ずかしくってでもこういう時間がずっとつづけばいいな…とか思ったりするもんだよ!
あなた
わかった。
行ってみる。
そういうもんなのかな…


でもちゃんと話してみたいし!


後で行ってみよう!

プリ小説オーディオドラマ