〇side
日はすぎ2月、バレンタインの季節
今年はユウと一緒に作る約束をしている
まさに今作っている
♡「シゲーなんかブクブクしてるよ」
〇「えっ!何してんの?」
♡「チョコ溶かしてるの」
〇「チョコは湯せんで溶かすんだよ」
♡「ゆせん?」
〇「もう俺がやる、じゃあチョコ切って」
♡「はーい」
数分後
♡「シゲー」
〇「今度は何?」
♡「チョコ切ったよ」
〇「いや、デカすぎだしwwもっと細かく切ってよ」
♡「これ以上ムリ、硬いんだもん」
〇「はぁー」
と、まぁ大変だよね
一応完成はした、ほとんど俺がやったけどな
2月14日
〇「慶ちゃん好きです……これからもずっと一緒にいてください////」
□「うわぁーありがとう!もちろんずっと一緒にいるー!!」
喜んでくれて、成功しました!
♡side
♡「タカ、これ作ったんだけど受け取ってくれる?」
▽「マジで!?ユウが作ったの!?」
チョコと俺を交互に見てきた
俺が作ったから変なもの入ってないかとか、おいしいか心配なのかな
♡「大丈夫だよ、シゲと一緒に作ったから」
▽「そうなんだ、俺のためにありがとな嬉しいよ」
良かった〜喜んでくれて
この後の3月14日のホワイトデーにバレンタインのお返しもらいました。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!