文化祭前日
〇side
俺たちのクラスはメイドカフェをすることになった
毎年1年生はお店を開き、2年生はゲームとか遊び系、3年生は舞台披露をしている
慶ちゃんに可愛いって言ってもらえるように頑張らないと!
♡side
メイドカフェかぁー
タカに褒めてもらえるように頑張ろう!
もちろん、メイドカフェだから女装をする
ちょっと恥ずかしいな
でも、タカのために頑張ろう!
▽side
俺のクラスはお化け屋敷になった
正直怖いのは苦手のようなそうじゃないような?ww
でも、たくさん人来るようにがんばろっと!
□side
俺のクラスは舞台披露でバンドを結成することになった
しかも俺がボーカル+ギターをすることになったから緊張するなー失敗しないように頑張らないとな!
〇side
俺たちは早速衣装に着替えた
♡「シゲのメイド姿可愛い〜」
〇「ユウもかわいいよ、似合ってる」
生徒1「2人が人気No.1のクラスおすすめで決まりだな!」
生徒2「いいね!この店他のクラスより売上1位とれるよ」
生徒3「2人とも可愛すぎるだろ、俺好きになった!」
♡「俺も、シゲも彼氏いるから」
生徒3「彼氏羨ましすぎる〜」
生徒1「客に襲われないように気をつけろよww」
〇「大丈夫だよw」
♡「そんなことないからww」
▽side
クラスを暗くしてお化け役の人がメイクや着替えを始めた
俺はクラスの前で呼びかけと受付係になったから結構暇な仕事だ
□side
お昼からの公演だから出番まで時間があった
だからまっすーを誘ってシゲたちのカフェへ行くことにした
□「まっすーシゲたちのところ行こう」
▽「おう」
シゲたちのクラスの前で
♡〇「いらっしゃいませご主人様♡」
モブ1「おーめっちゃ可愛いな〜」
モブ2「この2人でお願いします」
♡〇「ありがとうございます!」
俺たちは何も見てない
うん、あれはきっと違う人だよ
確かに似てたけど似てただけ
▽「えっと、人多いな」
□「そ、そうだね」
▽「予約しとくか」
□「うん」
俺たちはシゲと手越を指名した
20分待ちでまた改めてここに来ることにした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。