~お昼~
▽side
やっとお昼になったー
♡「タカーー!!一緒に食べよう!」
▽「おう!」
俺達は2人になれるところに来た
♡「タカの弁当箱デカイね」
▽「中もすごいよ、ほら」
俺はユウに弁当の中を見せた
♡「量多いけどそんなに食べれるの?」
▽「食べれるよ、ユウのことはも食べちゃおっかなww」
♡「何言ってんのww」
▽「はい、アーン」
♡「たふぁいひぃなりぃなぁにぃふぅんのぉ( '༥' )ŧ‹"ŧ‹"」
▽「美味しいでしょ、俺の餃子!」
♡「なんで運動会に餃子なの?」
▽「いいじゃん美味しいんだから」
▽「ユウもおかしいでしょ七味持ってくるとか」
♡「だって美味しくするために持ってきたんだもん」
2人笑いあいながらお昼を食べた
〇side
山P「よっ!小山一緒に飯食おうぜ!」
亮「せやな、久しぶりに食べようや」
□「うん、一緒に食べよう!」
あーあ遅かったや
どうしようボッチかな、とりあえずユウにLINEしとくか
学校の庭で1人で食べることにした
♡side
シゲからLINEがきた
画面を見ると・・・
〇(慶ちゃん誘えなかった)
えっ?どいうこと?小山先輩はシゲをおいて、他の人と食べたってこと!?
はぁ?ふざけんなよ!!
俺は誰といるかとどこにいるかを聞いた
♡(今誰とどこにいるの?)
〇(学校の庭のベンチにいる)
♡(シゲもしかして1人?)
〇(・・・うん)
♡「はぁ?」
思わず声が出た、それにタカが驚いていた
▽「急にどうしたの?」
♡「今シゲからLINEがきたんだけど、小山先輩誘えなくて1人で食べてるみたいで、小山先輩はシゲをおいて友達と食べてることにイラついて」
▽「はぁ?あいつ友達と食ってんの?それで加藤を1人にするとか最低だな、俺小山に電話するよ」
♡「じゃあ俺はシゲに電話する」
そしてお互いに電話をかけた
♡side
プルルルル
数コールでシゲがでた
〇「……うっグス.....ヒック」
えっ?泣いてる?
♡「シゲどうしたの?なんで泣いてるの?」
〇「俺のこと忘れられたのかなぁ……グス」
♡「そんなことないよ」
〇「でも……俺今1人……寂しいよ……」
そのあと電話が切れた
♡「シゲ……」
□side
山Pと亮ちゃんたちと食べてたらまっすーから電話がかかってきた
▽「おい!小山!今誰といる💢」
めっちゃ怒ってる
手越とケンカしたのかな
□「えっと、山Pと亮ちゃんたちといるけど、なんでそんなに怒ってんの?」
▽「はぁ?お前自分の彼女1人にしてなに友達とのんきに食ってんだよ💢」
□「えっ?シゲ1人なの?」
▽「そうだよ!お前を誘おうとしたら他の人といたから、邪魔にならないように1人で食ってんだよ!お前彼氏失格だな💢」
♡「シゲ今1人で泣いてるんですよ」
♡「軽い気持ちでシゲと付き合ってるなら別れてください」
プツッ
電話がきれた
シゲが1人!?泣いてるって言ってたけど、とりあえず探しに行くか
□「亮ちゃん山Pみんなごめん、俺彼女と食べる」
友達「おう、わかった!」
俺はなんて優しい友達をもったんただそう思った
校内にはいなかった
外は広すぎて探すのが大変だと思ったからシゲに電話したでも、でなかった
LINEも送ったが反応無し
どうしようシゲはどこにいるの?
どこにいるか分からずただただ走り続けた
そしてついたのが学校の庭だった
あっ!いた!何してんだろ?
シゲは小屋のうさぎと話してた
〇「俺にはね彼氏がいるんだよ……でもね今日一緒にお昼食べれなかったの、だから1人で食べてたんだけど美味しくなくて残しちゃった……」
〇「俺のこと嫌いになっちゃったのかな……グス……俺も一人だと死んじゃうよ……グス」
シゲは泣いていた
俺のせいでこんなことに
本当にごめん
俺は後ろからそっとシゲを抱きしめた
□「ごめん、俺のせいで」
〇「慶ちゃん?……グス」
□「ほんとにごめん……」
〇「慶ちゃんのせいじゃないよ、誘えなかった俺が悪いんだよ」
□「今からでも間に合う?」
〇「えっ?」
□「俺と一緒にお昼、食べてくれませんか?」
〇「はい!!」
なんかプロポーズみたいになっちゃったww
2人で仲良く食べました。
今からちょっとしたお楽しみで告白タイムがある
司会者「はじまりました、告白タイム!!何でもいいのでこの場でスバっと、秘密にしてることを言っちゃいましょう!」
ニカ「じゃあ俺、実は千賀のことが前から好きだーー!!」
セン「俺も好きだよ!」
司会者「なんとカップル成立!それでは次言う人!」
□「はーい、俺言います」
司会者「どうぞ!」
□「俺、シゲのことが好きです、そして付き合ってます。俺のシゲだから取らないでね!」
生徒「えーーー!!」
生徒6「まじで!?」
生徒7「やっぱりそうだったんだ」
司会者「すごいのがきましたね!他にいませんか?」
▽「はい!俺も付き合ってる人がいます」
司会者「それは誰ですか?」
▽「ユウでーす!!」
生徒1「俺らのクラスやばくねぇ」
生徒4「まじかよ、それはわかんなかった」
生徒7「俺狙ってたのにー!」
この後4人の学ラン姿はかっこよくてみんなの注目の的でした。
次は最後の種目リレー
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!