第25話

戻らないように
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2021/08/05 08:54
あなたside
炭治郎と少し話し、無理矢理分かれたあと




一旦私は自分の屋敷……と言うか元屋敷に戻った
城月あなた
ここに来るのも今日が最後…悲しいというか、辛いというか……
茅菜(隠)
あっ〜!
茅菜(隠)
あなた様!お帰りなさいませ!
ゲッ
正直今一番会いたくない人ランキング第一位の人だよ
だって茅菜はまるで私を妹の事のように好いていてくれている。
だからこそ、ここを出ると言ったらどれ程悲しむか……
だからこっそり出ようと思ってたのに
城月あなた
茅菜…、私これから、、長期任務なの、、
茅菜は勘が鋭い。

私がちょっとした嘘をつくと直ぐにバレてしまう

私は嘘をつくのが下手なのもあるけど、、
茅菜(隠)
……そ、そうなんですね
茅菜(隠)
では用意してきm))
城月あなた
待って!
今茅菜に準備させたら、きっとこれから必要なものが絶対に入ってない。

だからここは私が自分でやらないと!
城月あなた
私やるよ
茅菜だって忙しいし、たまには、ね?
茅菜はちょっと疑ったけど、ほんとに忙しかったのか、『本当ですか…?なら、お願いしますね』といった
城月あなた
フゥ、
自分の部屋に着くと、天の呼吸についてまとめた本と、ある程度の衣類、ちょっとしたお菓子などを詰めた
城月あなた
朔麗
朔麗(サクラ)
……
朔麗はさっきの事があって、どうして朔麗に相談しなかったとかなどの事で少し怒り気味だ
城月あなた
茅菜には内緒ね、、ほら金平糖あげるから
ポケットからさっき炭治郎達がくれた金平糖を出す
朔麗(サクラ)
…コレコソレハチガウワ!
えっ……ダメかぁ
城月あなた
あっ
柱合会議の前に茅菜から早く読めと言われていた手紙…一応持ってこう
いや、、いっかな……これを見たらまたここ鬼殺隊に戻りたくなってしまう気がするから
城月あなた
今までありがとう……茅菜
そう部屋に言い残し、自分の部屋から縁側に向かい、庭に出て走り去った







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