私はなんとなく内久根の正体を知っていた
それは内久根の言っていた単語を組み合わせれば何となくわかる
始めはこの言葉に引っかかった
人を操ることが出来るのは、占い師?それとも…と考えた
そので私の中ではて〝鬼〟と言う文字が頭に浮かんだ
鬼ならば、強い上弦の鬼とかならば柱の意志を簡単に動かせるだろう
だが、一つ疑問が浮かぶ
例え、内久根が鬼だとしたら…なぜ日に当たれるのか……
そこが疑問だから鬼だと完璧に決めつけられなかった
そう言われて、走っていた足を止めた
周りを見渡すと、山で囲まれている街があった
田舎のところにある街だが、割と栄えてはいた
なんだろう…人を救うことをしてきたのに、初めて人助けをする様な感じがする
朔麗は相変わらず、呆れている。
私のどこに呆れているのかは、、分かんないけど
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。