瑠姫「あの、すみません。
もうそういうの辞めて頂けませんか。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
祥生「あなた先輩!大丈夫ですか?!その足……」
あなた「いやもう大丈夫だよ〜!
明日の体育祭は出れないけどね笑」
祥生「ほんと卑怯ですよねあの人たち
あんなことしても結果は変わらないのに…」
あなた「そうだよね〜、
とことんやりきるまで懲りないんじゃないかな?
これからがちょっと心配…笑」
祥生「あっ、その心配はもう大丈夫そうですよ。」
あなた「えっ、なんで?」
祥生「あそこ見えますか〜?」
そう言って指を指しているところに目をやると、
愛奈先輩と瑠姫が会話していたのが見えた。
祥生「あなた先輩の事話してるんですよあれ!」
私を運んでそのまま出ていったのはそれだったのか。
何から何まで悪いなぁ……。
でも正直嬉しい……//
祥生「先輩凄い顔に出ますよね色々」
あなた「えっ、色々って何色々って?!」
祥生「まぁいいんじゃないですか?お似合いです」
あなた「ねぇやめてそーゆうの!」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!