友達もおらん俺はなんとなく教室へ向かった
すると…
藤井様〜♡
一緒に行きましょ??♡
・・・
うるさい女子の大群がこの教室へ向かって来る
あぁ、最悪
こんなうるさい奴らと同じか、
1人でボソッと呟いていると
俺藤井流星、よろしくな。
いきなりすぎてビクッと肩が震える。
なにビクッってしてんねんw
お前おもろいなぁwww
えっ、
あ、ごめんごめんw
君はー…
神山くんやんね?
あ、はい、神山智洋です
神山智洋かー
智って呼ぼうかな。ええよな?
あ、うん、ええですよ
敬語やめーやw
あ、うん
俺はなんて呼ぼうかな、
藤井流星…
流くんって呼ぶ、
お前可愛いんやなwww
えっ、?
流くん呼びお前が初めてやわぁw
あ、ごめん、
謝るとこちゃうやん?w
まぁ今日からよろしくな、智
あ、うん、よろしくね、流くん
高校生になって初めて出来た俺の友達は
女子がキャーキャー騒ぐほどのイケメンでした。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。