今日は1人1人の撮影
テヒョンとは1時間の差があり、僕は少しテヒョンの撮影がみたくて早めに家を出た
撮影現場に近付けば近づく程…
「きゃ〜 テヒョンさんかっこいい」
「マジでエロい」
「綺麗〜」
スタッフ達の声が聞こえてきた
まぁ〜
こんな言葉はいつも聞かされてるから、何も動じない
そう!「大丈夫」
僕はテヒョンに見つからないよう影で撮影を見ていた
テヒョンを驚かしてやりたくて(笑)
誰も僕が来てる事に築かないでいた。
僕の前に男のスタッフたちが話していた
あまり、人の話を盗み聞きはしないのだが
「テヒョン」の言葉に僕の耳が傾く
「ほんと綺麗だよな」
「おれ、マジでテヒョンさん抱けるかも」
なんだと💢
「俺も抱けるな」
なに?
お前もそれ言うか💢
「鳴かせてみたい」
はぁ〜!?
「あっ。グクさん」
「来てたんですか?」
別なスタッフに声を掛けられた…。
前で話してたスタッフたちがビックリした顔で振り返り慌てて逃げていった
なんで… 逃げてくんだよ
なんかイラつく
控え室で撮影の準備をしテヒョンの帰りを待っている
さっきの会話にイラつきがおさまらない
「時間あるんでちょっと出てますね(笑)」
スタッフに声をかけ控え室をでた。
やっと終わった。
僕はスタッフみんなに挨拶をし控え室に戻った
控え室に戻るため廊下を歩いていると…
突然手を捕まれ部屋に引っ張られた…
口を塞がれ後ろから抱きしめられた
僕の頭の中で危険信号語が飛び交っている
僕の耳の傍で…
グクの唇が僕のくちびるに吸い付いてくる
ゆっくりグクの舌がボクの舌に絡まってくる
ボクはグクの胸を叩いた
グクがゆっくり唇を離す
ボクはグクの胸をこれでもかってくらい叩いた
グクが僕の手首を掴みまた、キスをした
初めてだ…
グク どうしたの?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!