第8話

別々のみち②
5,739
2021/01/05 05:14
なんだかあの時の言葉が気になる。
遠くから見ている自分が嫌で、自分を痛めつけてるのに…。貴方を見ている。


貴方はあれからも、変わらずジミニヒョンにくっついている。
「とても、幸せなんだろうな」


僕が倒れても貴方はいない。
「もしかしたら」 思い静かに目を開けるけど貴方だけがいない。
案外僕は女々しいのかもね…。テヒョン。













ジミン
ジミン
テヒョン?    そろそろ教えてよ
テヒョン
テヒョン
えっ?    何を?
ジミン
ジミン
グクの気持ち!     隠してるでしょ。僕は騙せないよ
いつも、そばに居たからわかる!
テヒョンはいつもグクをみてる。テヒョンの目の先にはいつもグクがいた
テヒョン
テヒョン
えっ?   なにそれ…。
ジミン
ジミン
なら、僕がテヒョンに思いを伝えていけば、いずれは振り向いてくれる?
僕はテヒョンの両手首を掴みベッドに押さえ付けた。
テヒョン
テヒョン
えっ?
ジミン
ジミン
僕に抱かれる?  そしたらグクの事忘れられるよ?
ジミン
ジミン
テヒョン…。チュ
テヒョン
テヒョン
あっ…
僕はテヒョンにキスをした。テヒョンの手に力が入るのが分かった…。
僕はテヒョンの唇をこじ開け舌をいれた。
テヒョン
テヒョン
あっ…ジミ…。
ジミン
ジミン
好きだよ。テヒョン…。チュ  ヌル
テヒョンの力がよまわった…。えっ?
僕は静かに頭を上げテヒョンを見つめた。






ジミン
ジミン
泣かないで…。テヒョン…。
ジミン
ジミン
ごめんね。虐めすぎたよ…。
僕は優しくテヒョンを起こし抱きしめながら頭を撫でた。
テヒョン
テヒョン
ジミ…ン。  グズッ       ありがとう    グズッ
ジミン
ジミン
テヒョンの気持ちが知りたいよ。

プリ小説オーディオドラマ