第6話

くるしい③
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2021/01/02 12:34
僕はジミニヒョンの顔が見れなかった。
話したくない…。聞きたくない…。











グク
グク
いいですょ…。
ジミン
ジミン
えっ?      グク…?
グク
グク
僕達は終わりました。     別れます
グク
グク
話すことはないです…。すいません
帰ってください
僕はグクの言葉にビックリした。
「グク?」 繰り返し呼んだのにグクは僕の背中を押して部屋から追い出した。
えっ?









最後にグクが
「テヒョンをお願いします」 声が震えていた。 グク が泣いていた










僕は相変わらずテヒョンの傍にいる。
テヒョンにもグクにも言えなかった…。僕はズルい男なのかもしれない。



ヒョン達も築いてるが、そっと見守っている。
テヒョンはグクの話もあまりしなくなっていた。自分で何かを決めたみたいだ、少しずつ笑顔も見られてきているが問題はグク!
悩み事や落ち込むと とことん身体をいじめる。
みんなが、止めても辞めない。








ジミン
ジミン
グク?    辞めなよ。倒れるよ
グク
グク
…。
ジミン
ジミン
グク?
グク
グク
僕は大丈夫です!テヒョ二ヒョンの傍にいてください
何も考えたくなかった。僕はひたすら練習をした
僕の悪い癖だ
何もしてないと、貴方に目を向けている自分が凄く嫌になる。
「テヒョン?貴方は幸せですが」
「僕は貴方がいないと壊れてしまいそうだよ」










テヒョンとジミニヒョンが2人で絡んで笑っている。
テヒョンの笑顔みたの久しぶりだな。今は僕ではなくジミニヒョンが笑顔を作ってあげてる。
テヒョン…。
貴方の笑顔を見るだけでも許してね。



僕の初恋は終わった

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