(エイジside)
あー、なんかみっくんと喋ってるんですけど、
なんか、楽しそうなんですけど、
誰のせいだと思ってんのか、
えー、そうなる?
なぜに?
俺、あなたの彼氏なんですけどもーー??
ていうか、周りもなんか言えよ、そらもりっくんも、ひどくない?
見て見ぬ振りー、、
お、そら!ないす!
っふ、そらやっちまったなあなたはあんまりりささんの事をよく思って無いんだよ、なぜかって?そりゃ、俺らとの撮影の時の態度が自分のチャンネルの時と違うからに決まってんだろ
ま、俺はりささんの事嫌いじゃないから普通に振舞ってるけど、あなたはコラボの後とんでもないくらい機嫌わるいんだよな、、。
ん、?もしや、りささんとご飯に俺も行くってなったら、あなたも、、、、よし。
予想通り食い付いた、そのまま何か言うことないのか、?????????
おい、おいおい、そこは、行かないでほしいとかねぇのかよ、
はぁ。作戦失敗。
その頃家では
エイジ(side)
今、あなたなにしてるんだろな
みっくんとりっくん楽しくやってんのかな、、。
やっぱ来ない方が良かったのかな、。
実際、俺は単純で簡単な奴なのかもしれない。
正直、そらがあなたの名前を言ったとき、はっ!?と嬉しくなって、頭を勢いよく上げてしまった。
小さな声で俺は言った。
多分りささんは私も話してみたいなとか距離を縮めようとしてくれると思うから。。
あなたはそういうのはいらないと思うし、むしろ嫌だと思うから。
俺はそらを止めようとした。
つい、声を荒げてしまい、2人を驚かせてしまった。
何やってんだよ、俺は。。
そらの口を塞ぎ目で訴えた。
《ブーブー
スマホが鳴り、俺は急ぎめに開いた。
そこには、あなたの文字があり、スマホ相手にニヤと口角が自然に上がってしまった。
嬉しい気持ちと、もう、色々募って俺はすぐに家へ帰ろうと準備をしていると、、
えええええええ、だめだめ、絶対に、
その頃家では
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。