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第10話

美穂の存在
また1日が始まる。
目が覚めても、体は動こうとしない。
とても、重い……

学校なんて行かずに不登校になればいい。

みんなそう思ってた。けど…
私が不登校になれば、将来詠太のために働けなくなる。
そんなのは絶対に嫌だ。

だから……起きる。
詠太
詠太
お姉ちゃん今何時だと思ってるの!
もう行かないと間に合わないよ…!
星華
星華
え…もうそんな時間なの…?
って…ええ!?
時計を見ると、遅刻まであと5分だった。
そんな状態でも詠太はギリギリまで私をまっててくれる。
とても優しい自慢の弟。
詠太
詠太
弁当は作ったから…いこ…!
星華
星華
うん…!
そう言って私たちは家を出た。


登校してる間…誰も話しかけてこない。
逆に、この状況が普通になってる。

私と詠太は途中で道を別れ、私は高校。
詠太は中学校へと向かっていった。

私が高校へ向かってる時に…
美穂
美穂
………
あ…また、いた。
あの子は、美穂っていう私と同い年の女の子。
……涼也の彼女。
だけど彼女の周りに誰も集まらない。 
涼也の彼女なら、みんなに好かれそうなのに。

美穂はいつも近づくなオーラを醸し出してる。
だから誰も近づかないのは当たり前。
星華
星華
ッ……お、おはよ…
美穂
美穂
…おはよ
色々考えながら美穂を見てるうちに目が合ってしまった。
なんと言ったらいいか分からず、とりあえず
「おはよう」とだけ言っておいた。

すごくぎこちなかったけど…

でも、驚くことにちゃんと返事をしてくれた。
意外と…いい人。なのかな?

見た目はすごく大人しそうで、けど顔立ちは綺麗。

実際、今聞いた声もとても可愛かった。

こんなに素敵な人が涼也の彼女なんて…
もったいない…
涼也
涼也
ねえー?
なに話してるの?
美穂
美穂
涼也…
星華
星華
……挨拶、しただけだよ
私は少し、美穂に興味を持った。
だから質問をしようと口を開こうとすると、涼也が割って入ってきた。

いつも来るタイミングが悪い…。
涼也
涼也
えー?
絶対違うでしょー。
美穂
美穂
……ほんとだよ。涼也。
私たちはただ挨拶しただけ。気にしないで
星華
星華
………
ほんっっとに優しくない!?
いや…ただ真実を言ってくれただけだけど…

なんでこんなに優しくて天使みたいに可愛い子が涼也の彼女に…?

この事について触れたら…いじめが悪化しそうだから聞かないけど…
涼也
涼也
……あっそ。
ならいいけど。
じゃ、君は1人で学校生活送りなよ~w
星華
星華
……うん
涼也が憎たらしい言葉を口にすると、美穂は申し訳なさそうにこちらを見てきた。

だが、すぐ涼也に手を取られ歩いていってしまった。

美穂は…ほんとに涼也が好きで付き合ったのかな?

実際……好きなのは涼也だけなんじゃ…?

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亜夢
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みなさんどうも!亜夢です!! 色々なジャンルの作品を書こうと思ってます! 亜夢の本棚と検索すると私の小説が出てくるので、是非読んでみてくださいね! 私の作品は、亜夢の本棚とタグを検索すれば出てきます! お気に入りや、いいねしてくれたらめっちゃ喜びまずw コメントよければしてくださいね(੭ु´͈ ᐜ `͈)੭ु
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