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第140話

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2021/12/03 07:29
あなたの居る部屋へ向かう途中も
立ちくらみが酷かった。





手足が痺れ、何度も壁にもたれかかって。













_@_
()
あなた…あなた…ッ








だが、こんなことをしている場合ではない。







死んでしまう…彼奴が…っ









































勢い任せに扉を開けると
すぐ目に飛び込んできたのは、


























寝台から落ちてぐったりしている彼女。























_@_
()
あなた…!









血を吐くのも構わずに彼女を抱き起こすと
苦しそうに息をしていて。











()
ぁ、ぐ…ッ
()
たすけ、て…ゆ、ぎ…さま……っ






口の端から血が垂れ、
虚ろな瞳からは涙が溢れている。





あなたは我の服を一生懸命に掴んで言った。









()
くる、し…くるしい…っ
()
ゆんぎさま…ッ
あたまが、いたぃ…っ
_@_
()
何も喋るな、今 解毒剤を…っ





そう答えようとしても
自分も毒が体内に回った身。




同じように血を吐き出してしまう。









()
なん、れ…っ
()
なんで、わたしが…っ
()
もういや、だぁ……ッ
_@_
()
っ…













…あなたを幸せにしようと
ずっとそれだけを考えてきたのに。






















全て裏目に出てしまった。


















_@_
()
…すまないあなたっ










体中から力が抜けて
もう何もできない。








気力でなんとか彼女を抱き締め、慰めた。














()
ゆんぎ、さま…
()
ユンギ様の、顔が…見たい…
_@_
()
…っ
()
さいごに見たいんです…っ
()
ゆんぎさまぁ…っ
_@_
()
最後なんて言うな…ッ!







それでも彼女の目線は


我を捉えることができない。









()
ゆ…ぎ…さま…
()
あい…してます…ゆんぎさま……
()













_@_
()
…あなた、?
()





















_@_
()
あなたっ!!
()













先程まで しがみ付いて きていた力が無くなって



彼女の腕がだらんと落ちた。














_@_
()
ま、待て…あなた…
_@_
()
やめろ…っ
一人にしないでくれ…








もう閉じてしまった彼女の目は
我の顔を覚えているのだろうか。













_@_
()
あなた…あなた……
_@_
()
我が…お前を守ると…
()





















_@_
()
…すまない

























また














約束を破ってしまって。










































赤い血が垂れる彼女の唇に
そっと自分のものを重ねた。





























あなたの呼吸が止まってから


自分の意識がなくなるまで
















そう時間はかからなかった。





























()





























_@_
()
はぁ…はぁ…ッ
()








自分の目の前に広がる光景が
信じられない。



















_@_
()
あなた…ユンギ様…っ










抱き合ったまま目を瞑っている2人の


周囲は血だらけで。






















信じたくはなかったが






































亡くなっているのは明白だった。