第6話

第4章 空間の出口を探り出すのはなぜか
129
2019/03/06 07:20
不思議な空間に罠を仕掛けてきたのは、
なんと…!
泊進ノ介
泊進ノ介
これは…!
剛、避けろ!
詩島剛
詩島剛
えっ?
あぁ〜っと!危ねぇ危ねぇ…。
泊進ノ介
泊進ノ介
何で俺のシフトカー達が暴走状態に…?
っていうか、剛とチェイスのシグナルバイク達まで。
詩島剛
詩島剛
これじゃあ、変身出来ねぇし…サポートも使えねぇ。
どうしたら良いのか分かんなくなって来たよ。
一方、チェイスは…
チェイス
チェイス
ん?地面の底から誰かが聞こえる。
これはもしかすると剛…いや、もう一人居るな。
チェイスは、
もう一人居ることを確信し、2人が来るのを待つ事にした。
チェイス
チェイス
確かこの声はきっと、進ノ介に違いないな。
その一方で2人は…
詩島剛
詩島剛
はぁはぁ…、何とか無事に止める事が出来たね。
俺もう疲れちゃったよ…。
泊進ノ介
泊進ノ介
あぁ、俺もだ。
何だか俺のエンジンが急ブレーキを掛けてきたみたいでさ、
めっちゃ疲れ果てた…。
シフトカーとシグナルバイク達も元に戻って来たみたいだし、
当然の結果だよ。
詩島剛
詩島剛
あぁ、そうだな。
良かったですね、元に戻る事が出来て…
泊進ノ介
泊進ノ介
誰だ?
私?
詩島剛
詩島剛
そう、アンタの事!
仕方がない、教えちゃおっか…
私は新種のロイミュードなんだけど、
正体不明のナンバーなのよ。
詩島剛
詩島剛
やはり、存在しているって事だな。
チェイスが言っていた事とは、つまり…本当だったみたいだな。
泊進ノ介
泊進ノ介
そんな…どうしてそんな事が分かったのか?
詩島剛
詩島剛
チェイスが言っていたのさ、
ロイミュードはコアが砕いているかどうだかにより、
生き残っている可能性だってあるって言う事だ。
泊進ノ介
泊進ノ介
じゃあ、この空間は?
詩島剛
詩島剛
やはり…罠だったな。
ふふ、大当たり
泊進ノ介
泊進ノ介
剛、これは戦わずに済む方法を考えよう。
詩島剛
詩島剛
あぁ、そう来なくちゃ!
戦わないのですか…、仮面ライダーって平和主義ですね。
詩島剛
詩島剛
うるせぇ、少しは黙って大人しくしてろよ…。
泊進ノ介
泊進ノ介
ちょっと待った!
詩島剛
詩島剛
ん?
進兄さん、どったの?
泊進ノ介
泊進ノ介
剛、これ見ろ!
進ノ介の目線から見た物は、
大きな地震のヒビがあったことに気付いた。
詩島剛
詩島剛
出口じゃん!
これでチェイスの元へ帰ることが出来るよ。
やったね、進兄さん。
泊進ノ介
泊進ノ介
あぁ、
俺も現場に行っている途中だから霧子も心配しそうだしさ。
詩島剛
詩島剛
っていうか、此処…姉ちゃんいないのでは?
泊進ノ介
泊進ノ介
あ、そっか。
正体不明のロイミュードは空間の中から見つける事が出来、
剛は進ノ介と共に出口を見つけ出す事が出来た。
残すところは…いよいよ決戦の時だ!

5章へ続く

プリ小説オーディオドラマ