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2021/11/20

第82話

夕暮れマンデーズ❤️💛
謙杜side_____


俺たちはもう別れる。

どっちが悪いとかじゃなく。

明日大吾くんは出ていく。

2人分のご飯をつくるのも今日でおしまい。


大吾「ただいま〜。」

謙杜「おかえり。笑」

大吾「今日のご飯なに〜?」

謙杜「なんでしょ。」

大吾「ん〜、あっ、からあげやん!」

謙杜「そーです。笑」


いままでとかわらない会話。

俺が歩きはじめて。

うしろからのハグ。


大吾「平気なん」

謙杜「なわけないやん」

大吾「離れた無い。」

謙杜「大吾くん」

大吾「謙杜」

謙杜「俺やって、大吾くん、とられたない。」

謙杜「大吾くんはおれのやんか、泣」

大吾「ごめん、泣」


熱いキスを交わした。

どちらからともなく。

貪るような。





大吾「あの頃はこどもだったね、笑」

謙杜「でも傷つきすぎたよ、俺ら、」

大吾「なんか不思議だね、謙杜と会うの、」

謙杜「これからは1人か、」
  「大吾くんは奥さんと2人だけど、」

大吾「謙杜も幸せになってね、」

謙杜「そうだね、じゃあ、」


カフェをでて、

大吾くんに手を振る、

これで終わりだなんて

まだ信じられないけど

今日で俺は消える


大吾くんとの思い出が詰まった家

大吾くんと俺の写真がまだ飾ってある

大吾くんには奥さんがいて

薬指には結婚指輪

でも俺は大吾くんと出逢わなければなんて

おもってない



家の中の景色はあの頃とかわらないままで

この手で触れた日々も

あまりに幸せすぎたから

涙が溢れてしまう

馬鹿だなほんと


謙杜「っ、ぅ、泣」


片想いって辛いんだ

大吾くんの指輪が眩しくて羨ましくて

あのころのペアリング

俺はずっとつけてた


謙杜「もしもし大吾くん」

大吾「謙杜どしたん?」

謙杜「今日はありがとう」

大吾「こちらこそ」
  「あっ、ごめん奥さんよんでる、」

謙杜「っ、大吾くんっ、」

大吾「ん?」


最後の言葉になるけど


謙杜「ありがとね」


この部屋のクローゼットはまだ

大吾くんの匂いがある

大吾くんに溺れる前に


わざとらしく萎れる空気

少し息が震える


謙杜「さよならっ、大吾くんっ、泣」


夜撫でるメノウ