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2018/06/12

第6話

宣言
手をあげられた瞬間
私は目をつぶった。


パンッ!!!


音が響いた。音だけが。


目をゆっくり開けると足元にみずさが倒れていた。

気絶していた。

「おい!救急車!救急車を呼べ!」

彼女は、焦って救急車を呼んだ。




「お前ら。自分達がやった事わかってるのかよ?これで意識戻らなかったらお前らは殺人者同然だぞ!」

私は怒鳴りちらした。

彼女達は、泣き出した。


「何泣いてんだよ。自分たちがやったんじゃん。卑怯だよ。」


そう言い残して、私はみずさに付き添った。


「こ....ここは。」

寝ていたみずさが目を覚ました。

「お!目覚めたか。病院だよ。」

しばらく沈黙が続いた。

「ありがとう。りんちゃん。私、バレー部でさ。役にたってないんよ。」


「こちらこそ。ありがとうな。大丈夫さ。役にたつよ。あいつら嫉妬してんだよ。多分....ってうち何も知らんのにごめんな。」



「ううん。ありがとう。」


「うち、小学生の頃からずっと1人なんだよ。いじめられたこともある。だから、本当に嬉しかった。みずさが友達って言ってくれたの。まぁ、ゆりは別だけどな笑」


「そうなんだ。」


「もし、みずさがうちと友達になりたいと思ってるなら、宣言して?」


「何??」


「私に輝く未来を見せてよ。私は今まで輝く未来なんて来ないと思ってた。今も。でも誰だって見たいんじゃないかな?うちも見たいんだよ。」




「わかった。宣言する!」


そう言って彼女は笑った。