第7話

溺れ度6%
62
2019/02/09 13:06
気持ち良すぎて気絶しちゃったのかな?

めっちゃ可愛かった……

そっと目隠しを外してみると

少し泣いたのか長いまつ毛が濡れていた

中学の時の後輩

まさか、あんな形で再会するとは…


‐△▽△▽過去△▽△▽‐
はぁ…最近溜まってんだよなぁ…

女の子はあんまり反応が好きじゃないからなぁ…

男か…

んーと、確かこのサイトか……

俺はとあるサイトを見ていた
月雲 李雪 『ツクモ スズク』
あれ、この名前……
俺は見覚えのある名前を見つけた

まさかな…

そう思いながら俺はその名前をタップした

映し出されたプロフィールはあいつそっくりだった

名前、年齢、性格…全てあいつそのものだった

そう、俺の元彼の高橋希望に……

それから3日後

あいつが家に来た

見た目こそ変わっていたもののあいつそのものだった

でも希望は気づいていなかった…
高橋 希望 『タカハシ ノゾム』
えっと…高橋希望です…
恥ずかしそうに頬を掻き、俯きながら自己紹介をした
月雲 李雪 『ツクモ スズク』
お、おう…とりあえず入りなよ
そういい、俺は部屋に入れた

軽く自己紹介を済ませ、そのまま抱いた

抱いた時、あぁ…やっぱり希望か…

そう確信した

希望は気づいてないようだけど

ヤるときあいつは必ず唇を舐める癖がある

自分の唇もそうだが、相手の唇も舐める

口を離す時に舐められた

終わったあと希望はすぐに帰ろうとしていた

まぁだから引き止めて意識が飛ぶまでヤッてしまった

少し後悔したけど嬉しかった

希望に会えたこと、俺のことを覚えていなかったこと

‐▽△▽△現在▽△▽△‐
月雲 李雪 『ツクモ スズク』
ごめんな、希望…
俺は希望の頭を撫でていた

そして、重ねるだけのキスをした

プリ小説オーディオドラマ