第14話

2,941
2021/01/31 00:00
聞こえてくるのは店のスピーカーから流れる音楽。多分ジャズ…だと思う、あまり音楽には詳しくない。昔少しだけピアノを習っていた以外、音楽には関わっていない。こんな時、音楽に詳しければ話題も見つかったのだろうか。
しかし、その沈黙は彼により破られた。
you
……
伏黒恵
…なぁ
you
何?
伏黒恵
あなたって、何級なんだ?
何級…多分今日の任務の呪霊からして、2級位だろう。だが、少々心配なので
you
3級…くらい?
伏黒恵
3級か…そうだ
俺とお前親戚らしいけど
何か知ってたか?
親戚、そう言われてもあまり実感はない。何せこの髪色と瞳の色だから。黒髪黒目とは大違いだな。
横に首を振り否定の意を示す。
伏黒恵
そう、だよな…
you
……
恵は何か家庭環境に問題でもあるのだろうか…まぁそれが辛い事かも知れないので聴かないででおこう
再び静かになった席に来たのは、先程の店員。
mob
ジ、ジンジャーケーキ
お持ちしました…!
伏黒恵
ありがとうございます
you
ありがとう、ございます
mob
ご、ごゆっくり~‼
逃げるように去る店員。何かしたか?←しました
you
じゃあ…頂きます
伏黒恵
頂きます
柔らかいジンジャーケーキに
そっとフォークを差し込んでいく。
you
美味しい…
1口食べ直ぐに、また食べに来ようと思った。
伏黒恵
旨いな…
you
…恵は生姜が好きなの?
それともケーキ?
1つだけ気になっていたこと。それは、恵が渡されたメニューを見た後直ぐに食べたい物を決めていたように見えたからだ。
伏黒恵
好きなのは生姜
ケーキが好きなのは
五条先生じゃないか?
あぁ、それは知っている。と思いながら小さな声で相槌を打つ。五条悟は、家のお菓子も全て食べる。
you
恵、午後2年生と手合わせする
一緒にいかない?
一応担任の、五条悟に言われたことだ。
伏黒恵
あぁ、行く
そして、会計を済ませ伊地知さんに来て貰うことになった。まぁ、置いていったのは伊地知さんだが…

呪術高専-
禪院真希
お、恵にあなたじゃねぇか
you
昨日振りです
パンダ
任務帰りか?
伏黒恵
はい、五条先生に連れられて
少し話してきました
狗巻棘
すじこ
5人ともなると、会話が弾む。
パンダ
あれ、あなたのイヤホン
昨日と違うやつか?
you
完全ワイヤレス…任務用、です
禪院真希
何種類持ってるんだよ…
you
イヤホンは10種
ヘッドフォンは4種
これには正当な言い訳があるから、批判される筋合いはないのである。
狗巻棘
高菜…!?
you
試してたら増えてました
正当な言い訳とはこれのこと。自分の耳に合うものが少なく探しまくった記憶がある。それと、呪力に耐えられず壊れた物も。
伏黒恵
多いな…そう言えば
どうしてイヤホンなんて…?
you
縛りで必要…
聴力を殆ど失ったから
禪院真希
…まぁ取り敢えず校庭行くぞ
伏黒恵
はい
恵と違って、頷き歩きだした。

作者
作者
うわ~、1/31だぁ~
明日からテスト期間です~
作者
作者
…燃やしたい←
作者
作者
って事で、自己紹介文の
一行目にも書いたので
読んでいただけると嬉しいです
作者
作者
来週の金曜は塾に行かねば…
塾も燃やそうかな←
作者
作者
思考が何でも
燃やそうとするので切ります←
では、♥と💬お願いします!

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