第3話

3話
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2019/03/12 11:30
ジリリリ
私
ん、んーー、、
もう朝か、
眠い目をこすりながら身支度をすませる。

今日もバイトだ。
そう思うとなんだか少し気分が上がった。
やっぱりマイコに話してよかった!


それから家を出る時間まではテレビを見たり、スマホをいじったり、適当に暇つぶしをした。






〜バイト先〜
私
おはようございまーす
カンタ
カンタ
お、れいあちゃん。
おはよう!
私
あ、カンタさん!
今日もよろしくお願いします🙇‍♀️🙇‍♀️
カンタ
カンタ
よろしくね!
そんな緊張しなくていいからね☺️
私
は、はい!ありがとうございます!
カンタさんのおかげで緊張が少しとけた。

カンタさんはほんとにいい人だなぁ💭



あ!それより早く準備しなくちゃ!

それから私は急いで支度をした。
私
カンタさん!
今日は何をすればいいでしょうか?
カンタ
カンタ
えーっとね、じゃあ、レジやってみる??
私
はい!喜んで!
カンタ
カンタ
なら、決定!ちょっと難しいけど頑張ってね!
俺も一緒につくから!
私
ありがとうございます!
それから、カンタさんにレジ打ちを教わり、実際にお客様の商品をレジに通すことになった。


それにしてもカンタさんの説明は分かりやすかった!
私
いらっしゃいませ。
カンタ
カンタ
いらっしゃいませ。
カンタさんと二人でやった時は意外とスムーズにできていたが、いざ本当のお客様を前にするとテンパってしまう。
私
(あれ、どうするんだっけ、、)
カンタ
カンタ
これをこうしてこうするんだよ。
カンタさんは耳元で的確な指示を出してくださった。

耳元で急に囁かれたから結構ドキッとして心臓がバクバクしているが、今はそれより目の前のことに集中しなくちゃいけない。


でもドキドキが止まらない。




なんとかレジを打ち終え、1人目のお客様を送り出したあと、やっと一息ついた。
私
っはぁ〜〜、
緊張したー!!
カンタ
カンタ
ははっ
れいあちゃん可愛いね
私
か、可愛くなんかないですよっ!
カンタ
カンタ
照れてる〜
私
もう、や、やめてください!
カンタ
カンタ
あははっ
カンタ
カンタ
まぁ、最初だから、緊張するのも当たり前だしミスするのも当たり前!
何回も何回も練習しよ!
私
はい…ありがとうございます
カンタ
カンタ
俺がついてるから大丈夫だって!
私
そうですよね!心強いです。
カンタ
カンタ
だろ!一緒に頑張っていこ!
私
はい!
とにかく緊張したけど、カンタさんとなら楽しくできそう!



耳元で囁かれるのは心臓に悪いけどね。



1人前目指して頑張るぞ!

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