第4話

4話
212
2019/03/12 12:09
あれからもう一度カンタさんとレジの練習をして、少しの休憩をすることになった。
私
ふぅ…疲れた😲
私
カンタさん教えるの上手いですね!
カンタ
カンタ
そ、そう?
直接言われると照れるなぁ
カンタ
カンタ
はいっ
そう言いながら缶ジュースをくれた。
私
あ、わざわざありがとうございます!
カンタ
カンタ
いえいえ。
頑張ったからご褒美👍
私
ありがたく飲ませていただきます☺️
カンタ
カンタ
どーぞ
そう言って、カンタさんがくれたいちごミルクを1口飲んだ。



私はいちごミルクを飲むような印象があるのだろうか。もしそうなら可愛くてちょっと嬉しい。
私
カンタさんって一人暮らしなんですか?
カンタ
カンタ
そうだよ。○○町の辺り。
私
え、そうなんですか!私もその辺りで一人暮らししてます!
カンタ
カンタ
え!そうなの!偶然だね!
私はカンタさんと近くに住んでいることを知ってとても嬉しくなった。カンタさんのこともっと知りたい。










…なぜだ?カンタさんのこと知りたくて知りたくてたまらない。

好きな食べ物は?
好きな飲み物は?
彼女はいるの?
今まで何人の人と付き合ったの?

こんな気持ちになったのはカンタさんが初めてだ。


なぜだろう?
カンタ
カンタ
れいあちゃんは彼氏いるの?
1番聞きたかったことを先に聞かれて少しドキッとする。
私
か、彼氏は、1度もできたことがないです…
カンタ
カンタ
え!そうなんだ!れいあちゃんモテそうなのに!
私
全くそんなことありません(苦笑)
私
カンタさんは彼女いるんですか?
カンタ
カンタ
お、俺もいないよ
カンタ
カンタ
でも、好きな人はいるんだよね。
ズキッ




あ、そうなんだ。好きな人いるんだ。
まぁ、カンタさんならその人と上手くいくよね。
頑張って欲しいな。











って、なんで凹んでんだ私。
私には関係ないのに。
私
そうなんですね!
頑張ってください!
カンタ
カンタ
うん!ありがとね。
そのあとは、たわいもない世間話に花を咲かせ、休憩時間は終わってしまった。



少し気分は下がったけど、切り替えてレジ打ち頑張るぞ!


頑張れ!私!

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