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2021/09/12

第2話

1話



……あーあ、



みんなよりも、1週間も遅れた新学期か……



教室、入りたくないなぁ。



そう思いながら、教室の扉を開ける。
あなた
……
縁下力



教室に入って早々、声をかけてくれたのは縁下だった。



1年の頃からよく話す仲ではあったし、1番の友達とも言えるのかもしれない。



まあ私の交友関係が狭すぎて縁下しかいないだけだけど。
縁下力
あなた!はよ!
あなた
ん、おはよ!
縁下力
久しぶりだな〜
あなた
確かに……最後に話したの2週間前?
縁下力
よく覚えてるね……
あなた
別に?
あなた
暇すぎて覚えることとか特になかったし
縁下力
はいはい
縁下力
ほんと素直じゃないね〜



縁下は私と楽しそうに話してくれるけど



気……使われてないかな……?



まあいいか。



もう、関係ないんだから。
縁下力
あ、そうだ
縁下力
休み分のノート、写す?
縁下力
あなたのためにちゃんととっといてやったから!
あなた
自分のためにとりなさい!w
縁下力
おんなじおんなじ
縁下力
どっちにしろ頭には入るだろ?
あなた
縁下……そんなこと言う子じゃなかったのにっ……
縁下力
どういう意味だよ!?



縁下と軽い茶番をしながら、私は少し笑っていた。
あなた
だって、縁下ってお父さんキャラじゃん?
あなた
いつもすこーし口うるさいイメージあったよ?
縁下力
え、まじか
あなた
まじ!
縁下力
で、ノートいる?
あなた
……
あなた
うん、いる
縁下力
はい



縁下は色んな教科のノートを私に渡してくれた。
あなた
あれ、化学とか数学とか今日授業あるじゃん
あなた
英語と古文も……
縁下力
いいよ別に
縁下力
俺はなんかの紙に書いとくし
あなた
え、いやでも……
縁下力
いいからいいから
あなた
……じゃあありがたく受け取っとく!



こういうとき、何故か私が先に折れちゃうんだよな……
縁下力
おう!



縁下は嬉しそうに明るい声で返事をした。
あなた
じゃあ、あs……今日中にはちゃんと返す
縁下力
縁下力
別に明日でもいいんだぞ?
あなた
……んー
あなた
でも今日返す!
縁下力
……そうか?
縁下力
無理はすんなよ



そう言って、縁下は私の頭にポンっと手を置く。
あなた
子供扱いしないでくださーい
縁下力
あ、や、ついw
あなた
ついってなんだこらぁ
縁下力
ごめんってw
あなた
私そんな子供っぽいか……?
あなた
うわーショックー(棒)
縁下力
せめて気持ち込めろよw
あなた
え、やだ
縁下力
ま、子供っぽいって言うよりも
縁下力
目離しちゃいけないって感じする
あなた
っ……



縁下は、周りのことちゃんと見てんだなぁ……。
縁下力
なんか、目離したらどっか行っちゃいそうな雰囲気あるからさ
縁下力
俺が見てなきゃ、みたいに勝手に思えてくるんだよ
あなた
……余計なお世話ですぅ
縁下力
はいはい
縁下力
そーですか
あなた
でも……ありがとね
縁下力
……?うん



縁下は、私の世界に、優位、楽しさをくれる存在で



ずっと、心の中では、縁下に助けられていたのかもしれない。



縁下がいなかったら、私はもっと早く実行しちゃってたよ。



ありがとうね。