今日はイースターの日。

イースター用の卵は買ってきたので、あの子達に卵を飾り付けてもらいましょう！

私が大きな声で3人を呼べば、三者三様の反応をしながら、とことことこちらに駆け寄ってくる。

1番早かったのは……

貴久くんは走った後に両手を広げながら抱きついてきた。

次は慶一郎くん。

慶一郎くんは着いたら、にこにこしながら、貴久くんの頭を撫でている。

1番最後だったのは…………

冷静に歩いてきたシゲアキくん。
うん、シゲアキくんらしくて良いね！！

慶一郎くんはそんなシゲアキくんを見て、『シゲらしい』と笑っていた。

私が話題を切り出そうとすると

と、目を輝かせる貴久くん

と小首を傾げるシゲアキくん

誰よりも早く気づいた慶一郎くん。

私は慶一郎くんに、正解だよの意を込めて微笑むと、『やったぁ』と飛び跳ねた。

それを見た2人は『なになに』とうずうずしている。

シゲアキくんが閃けば、貴久くんは『ずるいずるい』と腕をぶんぶんしながら、ほっぺを膨らませた。

貴久くんは初めて聞いた文化に、バレンタイン同様にワクワクしていた。

3人はマッキーやポスカを手に取って、キュッキュッと音を立てながら絵を描いていく。



また新しい顔を見せてくれる3人に、絶対3人で行事を楽しもうと決めたのでした。

🐇🥚ハッピーイースター！🥚🐇