からのどゆこと(ごめんなさい)
あくまでリスナーと配信者なんだから、そんなのないでしょ。それに、ころちゃんに申し訳ないし
もう1年以上経つけどまだ忘れられない
財布にも、スマホにも、部屋にも、
実感はある。もう、 はいない
そんなの、分かってる。痛いくらい、知ってる
もう、やだなぁ、
こんなに、しんどいなら
こんなに辛いなら、
忘れられないなら、
最初から、
知りたくなかった、
いっその事、
莉央は優しく抱きしめてくれた
ころちゃんに申し訳がない
彼は私を、あなたとしてみてくれてるのに
私は、
ころちゃんを と重ねて見ることが多い
好きになった理由だって
と似ていたから
それだけ
結局いつまでも、
が好きなだけ
忘れられないだけ
寂しいのを
誤魔化したいだけ、
埋めたいだけ、
そんな気持ちでころちゃんに接するなんて
酷すぎる
だからやめたいけど、やっぱり
似てるから、思い出すから、
もう、離れた方が、いいのかもしれない
だけど出来ない
私はいつもそう
出来ない
どうしてだろう
みたいないい人は死ぬのに
私みたいな中途半端で、最低なやつが
死なないなんて
おかしなものだろう
もし神様がいて、何か文句が言えるなら、
なんで を死なせたの?って返せって言いたい
もしわがままを言えるなら、
生き返らせてって言いたい
もしも、願いを言えるなら、
願い事はただ1つ
代わりに、
私を代わりに殺して。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。