そう言われてすんすんと嗅いでみれば、確かに、少し焦げ臭い臭いがします。キッチンの方からしたのでそっちに目を向ければ、黒い煙がもわもわと…火事!?
私は乱数さんと寂雷さんに連れられてリビングから出て、変わりにお兄ちゃんがキッチンへ走っていきました。まだ出入口は塞がれてませんし、無事に出てこれるはず…!
______________________
_______________
ずざあっ、と効果音がつきそうな勢いで土下座する一郎くん。え、何があったんです?
だって黒い煙がもくもくと…
まってこの構図イイッッッッッ
______________________
_______________
乱数さんの言う通りキッチンは煤でまっくろ。一体何をどう失敗したらこうなるんでしょう…?
フライパン…か、それ()
ダメだこりゃ( 。∀ ゚)
…は
あいや、そんなこと聞かなくても分かりますね。どうせお兄ちゃんと乱数さんがくだらない遊びでもしたんでしょう (大当たり)
とにかく、フライパンの中のエビらしきものや貝らしきものを取り除き、何とかもう一度使えるように綺麗にしてみました。寂雷さんが高い所を拭いてくれたおかげで掃除もスムーズに終わり、あの惨状が嘘のようです!
まあでも問題はここからですよ。一郎くんに正しいお料理を教えなければどんなダークマターが生成されるか分かりませんからね。
_____________________
_______________
はい!ということで!始まりましたTDDの3分クッキング!!
料理を今まで1回もしたことがないという一郎くん、その腕前はさっき見た通り壊滅的です!
そんな一郎くんに今回ペスカトーレを教えてくれるのは我らが兄貴、碧棺左馬刻akaMr.Hc!
司会進行及び鑑賞は私碧棺あなたがさせていただきまぁーす!!
今回用意する食材はこちらっ!
ニンニク
鷹の爪
オリーブオイル
頭のついたエビ
ちっちゃいホタテ
冷凍のイカリング
アサリ
トマト
塩コショウ
パスタ
そして今回問題となった白ワインです!
お兄ちゃんが自腹で買ってきました
ローリエはなかったので省略!!
あれ、そういえば一郎くん刃物は握ったことあるの…?
ザクッ
あっ…ぶなぁぁぁあ!!ゆび、指切っちゃったかと…!!
おそロシア…
休んでていいと言われたけれど心配過ぎて休めない2人
あ゛ぁ〜真剣に猫の手教える我が兄とそれを見様見真似でやってる一郎くんきゃわあああ
サクッ サクッ
いい感じです!
いい調子で鷹の爪も刻んでいく一郎くん。お兄ちゃんの指導の元完成したペスカトーレを綺麗にお皿に盛り付けて、試食係(寂雷さんと乱数さん)の前へ
では、いただきますと手を合わせぱくっと1口。さてお味は...
はい出ましたお兄ちゃんの家族至上主義〜!流石〜!お兄ちゃんがめっっっちゃ優しい目してる〜!
あっドヤ顔はイタいよ?