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第14話

十二
170
2022/04/11 11:55
ガヤガヤと煩い教室の外、スライド式の扉に手を掛けて深呼吸する。
あなた
…………
ガラッ
私が足を踏み入れた瞬間、一瞬だけ喧騒が消えた。けどすぐに喧騒は元に戻っていつも通りの教室になる。
モブ
……ヒソ
...いつも通りの教室に。
キーンコーンカーンコーン
ガララッ
先生
席につけー、ホームルーム始めるぞ〜。お、碧棺、久しぶりじゃないか!
あなた
ぁ...
先生
時間割りは佐藤から聞いてるな!よし!
あなた
...はい
モブ
...クス
先生
今日の日直は鈴木だな、お前この前掃除サボってゲーセン行ってたんだって?放課後職員室に来るように
あなた
……
______________________
_______________
先生
それじゃあ今日はリコーダーの授業です、忘れた人はいますか?
あなた
...はい
先生
あら、碧棺さん、忘れてきたの?
あなた
……
モブ
……ふっ
あなた
...はい、すみません
先生
しょうがないから楽譜を見て練習するように。他に忘れた人は〜?
_______________
先生
まず最初に2人1組になって準備体操だ、いいな。偶数だし余りは居ないからな
あなた
あの、体操服…忘れてきました
先生
何?お前なぁ。やっと来たと思ったらまた忘れたのか?前回も忘れて来たよな。やる気はあるのか?
あなた
...はい、すみません
先生
ったく、しょうがない。加藤、荒木、元井は3人でやれー
あなた
...
______________________
_______________
キーンコーンカーンコーン
モブ
気を付けー、礼
ありがとうございました
クラスメイトの気だるげな挨拶が終わり、ついに昼休みが来た。お兄ちゃんのお弁当を鞄から出して立ち上がろうとしたそのとき
モブ
ねえちょっと
あなた
っ、え、は、はい...
モブ
クス  何よビクビクしちゃって
あなた
...その、佐藤さん、今日聞いてた時間割りと違
モブ
え〜?ごめん、声ちっちゃくて何言ってるか聞こえないんだけど。
あなた
だから、聞いてた時間割りと違うって、い゛っ!?
モブ
は?なに、私が嘘ついたって言いたいの?
髪を捕まれ上に引き上げられる。苦痛に顔を歪めると佐藤さんが怖い顔をして覗き込んできた
モブ
うわ半泣きじゃん!ちょっとさっちゃん可哀想だよ〜
甲高い笑い声が教室に響く。遠巻きにクラスメイトが見ているが、助けてくれる気配は相変わらず皆無だ
モブ
ってかアンタ弁当なんだ?
あなた
モブ
うわまさか手作り?
モブ
でもコイツ親居ないんでしょ?
モブ
え!じゃあまさか左馬刻様の手作り!?
モブ
はぁ!?いやそんなわけないでしょ!どうせコイツのだって
あなた
あの、返して...
モブ
うるさいなあ!
あなた
いたっ
モブ
生意気なんだけど、ニートの分際でこんなもん持ってきてなんなの?お前は霞でも食ってりゃいいんだよこのデブ!
モブ
ギャハハハ!さっちゃんキッツ〜!
モブ
つか昼休みなくなるよ、早く行こ〜
_______________
あなた
……はあ
地面に強く叩き付けられた弁当箱は、幸い壊れることは無かったが、中身がぐちゃぐちゃになっている。
あなた
モグ...おいしい
お兄ちゃんが『購買なんか言ったら甘いモンしか食わねえだろ』って言って、学校に行くときに毎回持たせてくれる。私が食べやすいように甘く味付けしてくれた卵焼きと、私の好きなそら豆のサラダ。下段に敷き詰められた白ご飯には海苔で熊が描かれていた。
あなた
熊可愛い...
ちょっと形は崩れちゃったけど
私はこの学校でいじめれてる。
最初はあの佐藤さんが好きだった先輩に、私が告白されて断ったのが原因だったみたいだけど、今はそれに加えてお兄ちゃんのことを羨んでるみたいだった。
それで私は中々学校に行かなくなって、事務所に常に居るようになった。
学校に行かない私をお兄ちゃんもお姉ちゃんも責めなかった。いじめられたって言ったらちょっと、...うん、ね、佐藤さん達の命が危ぶまれたんだけど。
まあそこはなんだかんだ説得して...
まあたまにこうやって来てはいじめられてを繰り返して。仕返ししろよって思うけど、まあ正直そんなに気にしてないし。
痛いし悲しいけど仕返しとか報復とかは思ってないし、関わってこなければ私としては全然...なんて言ったらこの前一郎くんに怒られたんだった
ピロン
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
『学校大丈夫か?』
お兄ちゃんからのLINE。もう、いくら昼休みだからって学校にいる間はダメって言ったのに。
あなた
『うん、今丁度お弁当食べてるよ』
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
『そうか、なんかあったらすぐ言えよ』
あなた
『心配し過ぎwそれに学校にいる間はダメって言ったでしょ!』
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
『うるせえな心配して当たり前だろうが』
お兄ちゃんには妬まれてることは言ってません。言ったら絶対自分のせいでって言い始めると思ったから。
あなた
『あと二限だけだからもうちょっと頑張る』
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
『おう、いつものカフェで待ってっからな』
あなた
『ありがとう』
いじめのことがあってから、放課後はお兄ちゃんが近くのカフェで待機して、お迎えに来てくれる事になった。最初はそんなのいいって言ったんですけど、そのすぐ後、佐藤さん達に外でいじめられて...それを言ったら絶対にお迎えに来るようになっちゃいました。
あっと、そんなこんなで残り5分...急いでできるだけかきこんでクラスに戻らないと。
_______________
先生
...以上で今日の伝達を終わる。それぞれチャイムがなり次第、教室から出ていいぞ
モブ
起立、気をつけ〜礼
ありがとうございました
よし、じゃあ絡まれない内に早く行来ましょう
モブ
……...
______________________
_______________
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
『悪い、少し遅れる』
カフェに着いたタイミングでスマホが鳴った。お兄ちゃんが珍しい...
あなた
『分かった。カフェで待ってるからゆっくり安全運転で来てね』
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
『おう』
その間に何か頼もうかな
あなた
すみません
モブ
はい
あなた
注文いいですか?
キャラメルマキアートのホットとマカロンを頼みました。学校でちゃんと食べたし、このくらいなら許してくれるでしょう???
そうして注文したドリンクを待っていたそのとき
モブ
ねえちょっと
あなた
聞き馴染みのあるその声に振り返れば、佐藤さんが立っていた
あなた
さと、うさん...
モブ
...左馬刻様は?
あなた
モブ
アンタいっつも送って貰ってるじゃない。図々しいにも程があるでしょ。
あなた
……ごめん
モブ
...つかそうじゃなくて、ちょっと来なよ
あなた
え...?
モブ
いいから来いっつの
あなた
いっ
こんな場所で髪をつかみあげる訳にも行かなくて、代わりに手首をかなり強く掴まれ、店の外へ引きずり出されていった。そして連れて行かれた場所は、店の向かいの路地裏
あなた
佐藤さんっ、どこまで...
モブ
うるさい
バチッ
あなた
いやっ!
モブ
チッ……いっつもいっつも左馬刻様とベタベタベタベタ...っ!気持ち悪いんだよ!!
ガスッ
あなた
やめっ、痛いっ!佐藤さんっ!
モブ
この...っ!このっ!
ガスッ ガスッ
何度も何度も佐藤さんの足が私の頭を蹴る。それを腕で隠すようにして守れば、それでも腕を蹴ってきて、どんどん紫色のアザができていった
モブ
おい、やめろ
すると突然聞いたことの無い男の人の声がして、蹴りが止まる
モブ
止めないでよ!
モブ
痣だらけのブスじゃ勃たねえんだよ、その辺にしてさっさとヤらせろ。あいつらもお待ちかねだぜ?
ヤらせろ、って
モブ
ふんっ、ほんっと気持ち悪い...ま、コイツが二度と左馬刻様に顔向けできなくなるならいいけどさ。
佐藤さんがそう言った直後、その男の人が私の髪を掴んで無理やり上体を起こさせる。抵抗も虚しく私はいとも簡単に担ぎあげられて複数の男の人の中に放り込まれた。
モブ
私向かいのカフェで左馬刻様待ってるから。終わったら一報入れなさいよ
佐藤さんの声がさっきまで居た方向から聞こえて、足跡が消えていく。残された私は周りの男の人達に次々と触られて、服が剥ぎ取られて行った。
あなた
いや...いや、やめて……やだ...
モブ
おっ、声可愛いじゃ〜ん。俺好み〜
モブ
流石あの碧棺の妹だよな、マジ可愛い
モブ
柔け〜
代わる代わる回され、全身を値踏みするようにねっとりとした視線が寄越される
あなた
やめて!やだ!お兄ちゃん!!お姉ちゃん!!!いやぁ!!
モブ
うおっ、急に暴れんな!このっ
モブ
大人しくしてたらヨくしてあげるよ、痛いのはやでしょ〜?
あなた
離して!離してっ、いや!
黙れ!!この穀潰し共が!!!
バチィッ
あなた
...ぇ……
モブ
あ...え、ちょ、...どうした?
モブ
え、なんかヤバくね?
モブ
急に動かなくなったぞ...
モブ
おい、おい!起きろ!!
モブ
おい!
______________________
_______________
ガスッ  ドサッ
あなた
い゛たっ!いや!痛いっ!!お父さん!やめて!!痛いよ!
煩い!
ゴスッ
あなた
かはっ...!
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
あなたっ!
碧棺合歓
碧棺合歓
あなたちゃんっ!!
引っ込んでろこのグズ共!!兄妹揃って俺の邪魔しやがって!おい!お前がちゃんと躾しないからだろう!!
バチッ
...っ!ごめんなさい、あなた...
碧棺合歓
碧棺合歓
やめてお父さん!
黙れ!!
碧棺合歓
碧棺合歓
きゃあっ!!
ドサッ
合歓...!合歓!起きて!合歓!!
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
こっの...クソ、や、ろう...!!げほっ、テメェよくも合歓を...!
左馬刻!!合歓を連れて外に連れ出して!
あなた
お姉ちゃ...ん...
あなた、ごめんね、いい子だから、お兄ちゃんと一緒にお外出てようね
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
けど母さん!
いつまでもグズグズしてねえでガキはさっさと出てけ!!
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
...っ!
碧棺合歓
碧棺合歓
……
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
合歓...っ、
いいから早く
あなた
...ごめんなさい、お母さんっ!!
ガバッ
なっ!?
あなた
お願い!みんなに酷いことしないで!!痛い事も嫌な事も全部私がやるから!だからお母さんをこれ以上苦しめないで!!
離せこのクソガキ!
ガスッ ガスッ
あなた
〜〜〜っっっ!!!
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
やめろ、これ以上...
だめよ、あなた!あなた!それ以上殴ったらあなたが死んじゃう!!
知るかそんなもん...!
必死にしがみついた私を引き剥がそうと何度も何度も父親は私を殴った。けど、何を思ったのか、ふと何かを思いつくと殴るのをやめて私の頭に優しく手を置く。
あなた
……っ……?
ふらつく足で必死にしがみつく私に父親の顔は見えない
...いいぜ、出てけよ
え...
お前ら3人は見逃してやる。その代わりコイツは置いてけ
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
お前まさか...
ふん、コイツもう10だったか?覚えてねえがどうせ初潮も迎えてねえだろ
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
クソ野郎!テメェマジでいい加減にしろよ!!あなたを離せ!
あなた
お兄ちゃん!!
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
っ、
あなた
いいから...はやくお姉ちゃんとお母さんと外に出て?私は大丈夫だよ
だめよあなた
あなた
お母さん!私、お兄ちゃんに似て痛いの全然平気なんだよ!だから大丈夫なの!
だめよ...あなたっ!
これから何が行われるのか、年端もいかない私は何も知らなかった。けど、憔悴しきった母は私を助ける事は出来ず、お兄ちゃんも、動けない2人を守りながら私を助けるのは不可能だった
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
...っ、悪ぃあなた!!
そう言うとお兄ちゃんは2人を担いで家を出た。
左馬刻!離して!!離してよ!!
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
母さんが死んじまう!
私なんかどうでもいいのよ!それよりあなたが!
そう叫ぶ母の願いも虚しく、扉は閉ざされ、その声は段々と遠のいていった
あなた、こっちに来い
あなた
…っ、はい
かってないほどに優しい手。その手で寝室に連れ込まれると柔らかい布団に乗せられて、寝転がされる。久しぶりに寝転んだベッドは異様な冷たさで、身動きが取りづらいように感じた
母さんの代わりに父さんと楽しいことしような
______________________
_______________
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
おい……おいしっかりしろ!
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
あなた!
気付けば私はコンクリートの壁に寄りかかっていた。お兄ちゃんが肩を揺らして私の名前を呼んでいる。
あなた
……ぁ...
これは夢じゃないようだった。
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
あなたっ、良かった...!
ぎゅう、と音がなりそうな程に強く私を抱き締めるお兄ちゃん。状況についていけないまま辺りを見渡すと、さっきの男の人達全員が泡を吹いて倒れているのを見つけた。
あなた
お兄ちゃん...これ……
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
こいつらに何された?悪いヤツらは全部兄ちゃんがやっつけてやったからな、もう大丈夫だぞ。
まるで小さい子をあやすかのように言葉をかけるお兄ちゃんの顔は酷く焦っていて、私と同じ事を思い出したのかな、なんて思う
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
ごめんな、守れなくて。俺のせいで、お前がこんな目に...こいつらに何された?兄ちゃんに言ってみろ、大丈夫だから
あなた
...なにも、されてない
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
大丈夫だから全部話してくれ
あなた
何も、されてないよ。佐藤さんには沢山殴られたけど、この人達には、なにも
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
けど服脱がされてんだろ。どっか触られたりしたか?
あなた
触られはした、けど、
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
クソッ、こいつら...!
あなた
...お兄ちゃん、お家、かえりたい
裾を小さく掴んで震える声で懇願すれば、お兄ちゃんはジャケットを私に被せて車へと運んでくれた。
______________________
_______________
ガチャ
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
...ただいま
あなた
……ただいま
碧棺合歓
碧棺合歓
おかえりなさい!随分遅かったみたい、だけ、...ど、……
晩御飯の準備をしていたであろうお姉ちゃんは薄いピンク色のエプロンをして私たちに微笑んだ。けど私の姿を確認するや否や絶望した顔に変わり、私を強く抱き締めた。
あなた
お姉ちゃん...
碧棺合歓
碧棺合歓
あなたちゃん、あなたちゃんっ、そ、外で何があったの?どうして、どうしてこんな事に。お兄ちゃん、あなたちゃん、は
私よりも気が動転してるお姉ちゃんは支離滅裂にお兄ちゃんに状況説明を求める。
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
話はまず手当してからだ
碧棺合歓
碧棺合歓
きゅっ、救急箱っ、救急箱持ってくるっ!
_______________
腕とお腹にできたあざ以外には外傷はなし。脱がされた服はその場に置いてきちゃったからしょうがない。でも、学校の鞄をカフェに残してきたのはまずかったかもしれない
あなた
お兄ちゃん、鞄置いてきちゃった
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
いい、あんなもん要らねえ
あなた
だめだよ、学校行けなくなっちゃう
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
ンなとこもう二度と行くな
あなた
も〜
碧棺合歓
碧棺合歓
……ひっ...ぅ
お姉ちゃんは手当の間から終始こんな感じだ。
あなた
お姉ちゃんもう泣かないで?私は平気だよ?
碧棺合歓
碧棺合歓
へっ、平気なわけ、ないよ...うっ、うぅっ
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
今週は先生出張だから帰ってきたら診てもらおうな
あなた
いいよ、痣だけだし
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
よくねえ。もし骨にヒビでも入ってたらどうすんだ
あなた
大丈夫だって!ほら、この通り動かせるから!
碧棺合歓
碧棺合歓
あなたちゃん...うぅ...何があったの?お姉ちゃん心配なの...
涙でぐずぐずのお姉ちゃんの背中をお兄ちゃんが優しく撫でる。けどお兄ちゃんも苦しそうな顔して何かを堪えてるようだった
あなた
...カフェでお兄ちゃん待ってたら、学校でいじめられてる子にこっち来てって連れて行かれて。路地裏の方に進んでいくからどこまで行くのって聞こうとしたら...えと、その
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
言いづらいか?
あなた
...お、お兄ちゃんに送って貰ってるのがずるいとか、言われて...蹴られて……そ、それでこの痣ができた
私が大変なことになったせいでただでさえ心配してるのに、それに加えてこんなことを言っちゃったらどれだけ悲しませるだろうかと俯いた
あなた
……ごめんなさい、その、...お兄ちゃんを悲しませたくなくて、今まで言わなかった
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
...そうか
お兄ちゃんは歯を食いしばって俯いた
あなた
違うのっ、お兄ちゃんのせいじゃないのっ!
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
分かってんよ。悪いのは全部そのクソ女だ。...けど、お前がいじめられる要因の一つになっちまってンのは変わんねえだろ
あなた
お兄ちゃんのせいじゃないの...私、お兄ちゃんが迎えに来てくれるの凄く嬉しいっ!お弁当も私の事考えてくれてて、すっごく美味しいし、私が学校の事で落ち込んでたら励ましてくれるしっ!私っ、私お兄ちゃんにすっごく感謝してるの!
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
あなた...
碧棺合歓
碧棺合歓
そうよ、ぐすっ、お兄ちゃんもあなたちゃんも何も悪くないのよ...うぅっ、守ってあげられなくてごめんねぇ...!
あなた
うわっ、ちょ、お姉ちゃん...!
碧棺合歓
碧棺合歓
うわぁああ...!!
あなた
お姉ちゃ...うっ、ひっ……お姉ちゃぁぁ...!わたっ、私っ、私悪くないのに、お兄ちゃんもお姉ちゃんも私のせいでっ、悲しませて...ひっ、
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
お前のせいじゃねえよ
あなた
うわぁぁあ〜...!お兄ちゃん〜...!
_______________
あなた
……すぅ
碧棺合歓
碧棺合歓
...ん……
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
...起きたか
碧棺合歓
碧棺合歓
あれ、私寝てた...?
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
ふっ、お前ら2人とも泣き疲れて寝ちまったんだよ
碧棺合歓
碧棺合歓
うわ、もうこんな時間!?晩御飯の準備しなくちゃ!
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
悪いが俺様はしばらく外す。寝る前には戻って来る
碧棺合歓
碧棺合歓
分かった。あ...今日で終わらせたらダメだよ!私の分も残して置いてね?
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
さぁ...保証は出来ねえな
碧棺合歓
碧棺合歓
も〜!行ってらっしゃい
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
ん、あなた任せた。行ってくる
______________________
_______________
モブ
はぁっ、はぁっ、はっ...っ、はぁっ...!
モブ
さっ、さっちゃん...っ!こっち!
モブ
まって!待ってよみんな...っ!
モブ
こっ、ここまで来れば...きゃっ!?
ズシャッ
モブ
いっ...
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
オイオイ...鬼ごっこはもう終わりかァ...?
モブ
ひっ
モブ
さっ、さっちゃ...
山田一郎
山田一郎
どこ行くんだよ
モブ
なっ、なんでっ
飴村乱数
飴村乱数
あっはは〜☆『なんで』だって?そんなの、自分の胸に聞いてみなよ
モブ
ちっ、違うんです!!わた、私はっ、さっちゃんが言うから従っただけなんです!!乱数くん信じて!
モブ
私もっ!私もやれって言われてやっただけなの!一郎くん!お願い!今までの事全部謝るから!
モブ
あっ、アンタ達...!!さ、左馬刻様...私、違うの、そんなことしてないわ!他のクラスの子に聞いてもいい!私そんなことしてない!!だから左馬刻様...
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
うぜえ
バキッ
モブ
きゃああ!
ドサッ
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
ならなんだ?あなたが嘘ついてるってのか?あ?
モブ
ひっ、そ、そう...
ガンッ
モブ
んぎっ!
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
どこまでも腐った女だな
山田一郎
山田一郎
左馬刻さん、ほんとにこいつら生かして返すンすか
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
なわけねえだろぶっ殺せ
モブ
いやぁ!いち、いちくん!いちくん!違うの!お願い助けてぇ!
山田一郎
山田一郎
うわキモ...
モブ
えっ...
飴村乱数
飴村乱数
やだ〜いっちろうドン引きじゃん。同感だけど
山田一郎
山田一郎
この期に及んで可愛こぶられても気持ち悪ぃんだけど、つかお前にいちくんとか呼ばれたら鳥肌モンだわ。
モブ
ごっ、ごめんなさいっ、ごめんなさい、一郎くんっ、ご、ごめ、
バキッ
モブ
い゛ゃぁあ!!
山田一郎
山田一郎
うるさっ...
飴村乱数
飴村乱数
うわキツw
山田一郎
山田一郎
謝る相手が違うだろうが。俺じゃなくて左馬刻さんとあなたに謝れよ
ガスッ ゴスッ
モブ
いぎっ!ひぎゃあっ!!
モブ
う、あ……い、いやぁ!
ダッ
飴村乱数
飴村乱数
あっ
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
オイ乱数ァ
飴村乱数
飴村乱数
僕のせいじゃないでしょ〜!2人が最初からかっとばしすぎなんだよ〜!
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
まァいい。お前のファンらしいからな、折角なら相手してやれよ。
飴村乱数
飴村乱数
左馬刻様ファンサ精神すご〜い☆じゃっ、僕は向こう行ってくるね!
タッタッタッタッ
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
っつー事だからテメェら覚悟しろよ。...二度と日の出を拝めねえようにしてやる
山田一郎
山田一郎
あなたにしてきたこと、地獄の底で悔やんでろ