よしっ!お揃いも変えたしツ!
れっつらごー!
サラッと手を繋いでくれちゃいました。
でもね、
恋人繋ぎじゃなきゃ!
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何乗ろうか話してたら、
声をかけられちゃいました。
そのことによって、離れる手。
私は少しだけ下がってやり取りを見つめます。
ぎゅって握るみやの手。
さっきまで私が握られてたのに、とか。
今更、遅いんだけど、
って、ハグまでしちゃいましたよ。
みやかわさん。
ファンサって分かってるんだけど、ねえ、
ありゃ、バレちった、
いとこって、、なんか悲しいよ。うん。
みやの服の裾掴んじゃう。
もう何も言えないよ。
そんなに素直じゃないもん。
顔を覗き込んで言うから。
素直にさせられちゃう。
ちゅ、ってしてくれちゃいました。
やかのくせに。
単純だなぁ私。
お手手を繋いで再出発!
もちろん恋人繋ぎで、、、、ね?
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。