第2話

病院
1,891
2019/10/09 16:00
目を覚ますと、病院で横になっていた。

一応、知らない天井だとは言おうとしたが、やめておこう。

??))「よう、やっと気づいたか」

(…!?)


あなたは飛び起きて、声のした方へ向いた。

(ここまで接近されていながら声がするまで気づかないとは不覚…)

あなたは腰にさしてあるはず刀を手に取ろうとするが、ない。

松平))「俺は松平片栗虎ってもんだ。あぁ、刀ならおじちゃんが預かってるぞ。それよりもう派手に動いてだいじょぶなのか?おめーさん、この雪の中血だらけで倒れてたんだぜ。」

窓の外を見ると確かに雪が降っている。

(.........。)

あなた「大丈夫だ。」

松平「そうかい。おめーさん、名前は?」

あなた「……あなた」

松平「いい名だな。ま、生きててよかったよおじちゃん安心した。」

どうやら、この男が助けてくれたらしい。

あなた「….先程は失礼した。恩人に刃を向けようとしてしまうとは。腹を切って詫びる。」

松平「ちょちょちょ、おじちゃん生きててよかったっていったよね!?何自分から死のうとしてんの!PSYCHO-PASSサイコパスなのォ!?」

あなた「じゃあどうすれば…」

松平「そうだな…お前、いくとこあるのか?」

あなた「…ない。」

松平「じゃあ真選組で住み込みで働きな。さっきの動きを見る限り、おめーさん強いだろう」

あなた「多少は、な。だが、自分テメーの世話は自分テメーでする。そこまで迷惑かけるわけにはいかない」

松平「これは世話じゃねぇ、あー。さっきの詫びってことだ。」

あなた「しかし、もし私が裏切ったりしたら…」

松平「おめーさんがそんなことしないやつだってのは目を見りゃ分かるさ。それに真選組は武装警察で腕のたつやつもわんさかいるからな、おめーさんがやらかすもんなら逮捕されちゃうぞ」

あなた「わかった。ありがとう。」

あなた(ボソッ)「……そんなことないのにな」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回:真選組にあなたさんを紹介する所から始まります。

お気に入りとかフォローとかしてくれるとありがたいです。

投稿とか初めてなので、何かおかしな点があったらコメントにて教えていただけると幸いです。

プリ小説オーディオドラマ