第3話

2,306
2020/12/31 01:00
??
アハハ
あなた

あ…!

あなた

サラ、ミンギュ

サラ
サラ
あ!あなた!
ミンギュ
ミンギュ
あ~!あなた!ミンハオ!
ミンハオ
ミンハオ
…うわ
この人達は
私達の友達

ミンギュはサラの執事で
他の執事と違って、サラに敬語を一切使わない
サラもサラで全然OKらしいけど
あ、仕事はちゃんとしてるけどね

え待ってミンギュがいいならハオも良くね?


て言うかミンハオ氏
2人が来た時「うわ」って言ってましたよ「うわ」って!

本音がもれてますね!
サラ
サラ
おはよう!!
あなた

おはよ

ミンギュ
ミンギュ
おはよう!!
ミンハオ
ミンハオ
はよ
サラ&ミンギュ
何でそんなにテンション低いの?!
ミンギュ
ミンギュ
ねえ、ミンハオ!
ミンハオ
ミンハオ
あ、あなた達のテンションが高すぎなんですよ
ミンギュに肩を組まれて絡まれて
こめかみがピクピクしてますミンハオさん

一応、仕事中だから本性出さないようにしてるんだろうけど
だいぶ怖いです

こう見えても2人とも親友だから


だけど仕事中は邪魔されたくないのね

ミンハオ
ミンハオ
お嬢様
ミンハオ
ミンハオ
こんな奴らほっといて早く行きましょう
あなた

そ、そうね


だから顔が怖いんだって!
サラ&ミンギュ
え、ちょっと待ってよぉぉ!







______________________________


クラス表前
あなた

う、うーん



うぅ、人が大勢いて見えない

一生懸命背伸びしてみてもダメだ

ミンハオ
ミンハオ
ほらお嬢様は待っててください
ミンハオ
ミンハオ
今見てきます
そう言ってスタスタと人混みの中へ入っていった




そうだった!

私にはミンハオが居たんだ!

良かったぞぉ!良かったぞぉ!
あなた

よろしく~

邪魔にならない所に行き

もう見えないミンハオに手を振る

あー、楽チン楽チン(
モブ1
モブ1
あっれー!
モブ1
モブ1
君一人??
あなた

えっ

ねーね、僕達と遊ぼうよー

と、アニメとかでめっちゃ聞いたことのある言葉を言って
近づいてくる男2人



おーおー、

これがナンパというものなのか?!

入学した初日からナンパされるなんて
自慢話がひとつ出来た

わーい!(呑気)
モブ2
モブ2
ねー、遊ぼうよ
どうしよう

どうやって自慢する?

普通にサラッと話題出す?

「私、今日ナンパされたんだけど…」

みたいな?
モブ2
モブ2
ねーねー
1人でしょ?
それとも

「私さ、朝ナンパされちゃったんだよねー!
凄くない?!」

みたいな感じ?
モブ2
モブ2
ねえ、聞いてる?
あ!それともそれとも

「今日朝ナンパされたんだけど、めっちゃ怖かった(泣)」

みたいな?!
モブ2
モブ2
ねえ!
あなた

あっ、
どう自慢しようか悩んでんだけど
どうしたらいいと思う?

モブ1
モブ1
...え?
ここはひとつ、この人達にも意見を聞こうか?!

モブ1
モブ1
あの、

誰に言おうかな〜

サラかなまず、でその後ミンギュ...

ダメだ、2人はめっちゃモテるから私がこんなこと言ったて

「あー!あなたもやっとか!」

としか言われない

妄想だけど


まあ、するならハオだよねー

オッパは面倒臭いからいいや
モブ2
モブ2
えっとあの
お連れの方は〜…
あなた

あ!執事がいます!

なんだろう?
凄い礼儀正しい!
最近のナンパはこういうものなのか?!

まあ、折角ナンパしてくれたんだから
ハキハキと元気よく!質問に答えなきゃね!(呑気Part2)
モブ1
モブ1
えー、、
モブ1
モブ1
(おいコラどういう事だ
この子は執事居ないって言ってたじゃねぇか)
モブ2
モブ2
(え?でも居なかったよ)

どうしたんだろう!

2人とも見つめあってる


以心伝心かな?!すごいね!!
モブ1
モブ1
(どうする)


て言うかハオまだかなー

遅いよ流石に
モブ2
モブ2
(強行突破??)
モブ1
モブ1
(仕方ねぇ、そうしよう)
ねぇ、

とさっきよりも落ちついた声で話しかけられる
あなた

な、なんですか…


さっきと雰囲気が全く違った

思わず後退りをする





さっきはおちゃらけてた2人だが、
今は凄く怖い目で私を見てくる


今更だが、とても怖くなってきた




モブ1
モブ1
ちょっと僕達と来てくれる?
そう言って、手をガシッと掴まれた

痛い、

とても強く掴まれたため、その痛さに顔が歪む

あなた

痛い、っ

あなた

は、離して…!

モブ2
モブ2
ごめんね!無理!
離したら君逃げるでしょ?と、

いっそ、清々しい笑顔で言われた

腕を振ったり、色々としてみるが男の人の力に私が勝てるわけがなく

腕を引っ張られ、何処かへ連れていかれそうなった


あぁ、最初に声をかけられた時に逃げたりしていれば…(今更)


男2人の顔を見てみると
ニヤッ
と、計画通り
みたいな顔で見られた



なんかイラつく



あなた

ねえ、離してよ

モブ1
モブ1
だから、ダーメ(ハート)
あなた

タヒね

モブ1
モブ1
おい


何?ダーメ(ハート)

って
それだけならまだしも

かっこハート

ってちゃんと言ってんのよ??

キモイな

いい歳した男がそういうこと言ってんじゃないよ(






ていうか、やばい

この状態結構やばい


結局抵抗しても意味が無いから、今はしてないけど

男2人が私の手を片方ずつ掴んで私を引っ張っている


いや、引きずってると言った方が正しいけど



抵抗してないっつても、ある程度は逃げようとしてんだよ
頑張ってんだよ(


いやまあ、そういうことはおいといて



今私は

右手にも男 左手にも男


両手に花ってこういう事じゃないんだよなぁぁー


わかる?もうちょっとイケメンだったらまだしも(最低)




まあ、こういう時
ヒロインが○○ー!みたいに心ん中で叫べば
その人助けに来るし、

私ヒロインだし

ミンハオいるし







いける←






よし!叫ぶぞ!



助けて!ミンハオ!











・・・・・・・シーーーーーン



あれ?

あれれ?


可笑しいな

来ねぇな







えー…

本格的にどうしましょ笑




するとその時
ミンハオ
ミンハオ
あれ!


スタスタと歩きながらミンハオが姿を表した




ねえ、走ろうよ

歩くなよ

本気で私ヒロインじゃないかと思って心配してたんだけど??

まあ、来たから結果オーライったことで…
ミンハオ
ミンハオ
何してんですかお嬢様!


あれ?

何してんですかお嬢様!

って??

普通は

お前たちお嬢様に何してんだ!


じゃない??



え?私??
ミンハオ
ミンハオ
その人たちのことナンパするなんて!
見損ないましたよお嬢様!
あなた

おいコラ

普通に考えて違うだろ



その前に早く助けてよ

私連れ去られそうになってんの

あんた執事だよね


っていうか私お嬢様だったよね?


扱いが雑すぎて不安なんだよ(最近の悩み)

あなた

助けてよ早く

ミンハオ
ミンハオ
しょうがないなー
あなた

いやもうほんとに執事だよね??


やだよしんどいよ

第1話で言った

"ミンハオが執事をやめたら困るしね

まあ、執事はミンハオがいいし"

これ↑


取り消します

嫌です この人




って言うか!!はよ助けろや!

しょうがないなー


ていいながらあなた、動いてませんよね?!




もう誰か助けて
モブ1
モブ1
お前…執事…??
だよな…??

私の扱いが雑すぎて

この人も困ってるわ

執事…??だよな…??


って?笑


合ってるか分かんなくて困ったからって私を見るなよ

すんげー困った顔してたわ

危うく吹き出しそうになった
ミンハオ
ミンハオ
はぁ、もう
ミンハオ
ミンハオ
君達
あなたお嬢様から手を離してよ

めんどくせー

って雰囲気出すなよ
ちゃんと助けろよ


もう、ほんとに困っちゃってるよ男の人たちが

なんか逆に可哀想だわ
ミンハオ
ミンハオ
はぁ、離してくださいよ
面倒臭いから

逆にあれで離してもらえるとでも??

面倒臭いから
ってハッキリ言うなよ!悲しくなる!!





もう、ほんとにしょうがないと思ったのか


ミンハオが男1人の肩を掴み言った


ミンハオ
ミンハオ
早く離せよ
ピーッ(自主規制)共が

カチッ


と、その場がミンハオが発した言葉により凍る



と、次の瞬間
モブ2
モブ2
ひぃ
モブ1
モブ1
す、すいませんでしたぁ!

と、男2人とも逃げ出した



お前ら根性がねぇな

こんなんで怖がっててどうする


あたしゃにゃ耐性がついとんじゃい

言われ過ぎて



凄いでしょ??(泣)
ミンハオ
ミンハオ
もう、お嬢様
何してんですか
ミンハオ
ミンハオ
お嬢様のバカ力だったら
勝てましたよあんな野郎ども
あなた

ふざけんな



男2人に女1人よ??


勝ちっこないからそんなの
ミンハオ
ミンハオ
はぁ、もう
誰が助けると思ってんですか
あなた

…すいませんね

あなた

だけど、もう少しちゃんと助けてくださいよ

ミンハオ
ミンハオ
何言ってんですか
ナンパから助ける方法に
ちゃんともクソもありませんよ
あなた

あるわ、ありますわ

なんだろう


ミンハオがクラス表見に行って帰ってきてから

ミンハオの頭がトチ狂った気がする


そんなこと言ったら
コテンパンにされる運命は見えてますから言いませんけど



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