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第5話

新たな出会い








思ってもいなかった
〝新川さんってうざくない?〟
1人での帰り道、さっきの言葉が頭をグルグル回る
空
ウザイ…か
ウザイって思われない人ってどんな人なのだろう
そんなことを考えながらぼーっと歩いていた


気がつくと…
空
えっ?!ここどこ?!

家を通り過ぎて3つ目の信号辺りまで来ていた
空
戻んなきゃ…
戻んなきゃ…



戻んなきゃ…
空
……なんか家帰りたくないな



そうだ
空
…あそこ、寄っていこうかな



私とあの子の思い出の場所___









少し歩いて病院が見えた
空
久しぶりだな…


病院の横の抜け道を通り、裏に回る
空
!!!

あの時と全く変わってない光景


そう、病院の裏には広い広いシオンの花畑があるのだ___






普通は紫色のシオンの花。



でもここではたくさんの空色のシオンが綺麗に花を咲かしている
空
いつ見ても…元気になるな…
私は花畑に仰向けに寝た



そして少し眠りについた




〝ひとりじゃないよ〟


あの時の言葉が
聞こえた気が            した
空
ん…
私は目を覚まし、時計を見た
空
!もう6時?!


帰らなきゃ、、、だけどもっとここにいたい
空
あと少しだけ…


ここになら、どんなけいても怒られない


〝ウザイ〟なんて言われることも ない


そしてどんなことも言っても
シオンの花と広くて青い空が受け止めてくれるんだ
シオンの花と青い空
交わってるみたいで、凄く気持ちいい









私は空が大好き。





空色のシオンも、大好き。






___空になりたい













広い広い空に






青い青い空に







私の名前も〝空〟なのに、私は空に、なることが出来ない___






私は強く、ない。







広くも、ない







弱い弱い、人間。







でもここでだけは好きなことを好きなだけ言うんだ





…本音が言えるんだ








1人で好きなだけ叫べれば









私の気持ちは、ここでなくなる…









…はずなんだ









それは今日だって…
空
空
何が〝ウザイ〟の…?
空
はっきり言ったら言ったでウザイくせに…
空
空
〝ウザイ〟って…なんなの…っ
今にも泣き出しそうな消えそうな声で本音を吐き出した
空
みんな、嘘なんかつかないでよ…
空
大っ嫌い___



苦しい


この時はこのことしか考えられなかった
だから誰かが後ろにいるなんて







気づかなかったよ


ザッ






後ろから聞こえる足跡
…何かあったの?















この出会いが私を変えることになるなんて