私は今日死ぬんだ
怖くなんかない
顔も体も凡人よりは上手にできていると思う、そのために仕事をしていたんだから、、
私を殺してくれる雷夜さんと実際に会ってみたいなぁーもしかしたらお礼できるかもしれないし♡
えーっと、《今夜11時に駅裏のbar》にいればいいんだ
待ち遠しくて堪らない、、
私は時間どおりに1人飲んでいた
少しきつめのアルコールを飲んでいた
隣に男がきた。
「こい」
低く背筋が凍りつくような声だった
けれど、私は魅了された。
軽くうなずくと男の後を私はついていった。
ある家へいった。
もう外は暗く周りはよくわからなかった
「はいれ」
おそるおそる家へ入った、そしてある一室へいき
「ぬげ」と言われた。ん?ぬげ?
あぁ、脱げ。なるほどね、私は騙されたんだ。
もうあとには引けないしいいやー
私は結局死ねないんだ。
うまい、この人私があった人のなかで一番うまいかも。あくまで私を優先している。痛くない、気持ちがいぃ。
あー、この人とヤッてんなら私は死にたくない。死にたくない。私、まだ死にたくない。
「アッ//シニタクナイッン」
男は腰を止めない。
こちらも見ない。
もう遅い、私は何回も絶頂に達した
意識がもうろうとしているなか、なにかを欲しているような口付けをされた
「ンンンッ、ゴクッッ」
と、同時になにかを飲み込んだ。
そーいえば、男が小さく「かぁちゃん」って言っていたのは聞き間違えだったのかな?
俺は1人舞い上がっていた
気持ちよくて、俺の隠れ家をばらされることなく相手が簡単に死んでくれるこんないい方法あるか?
いやー、それにしても死にたくないって最後言ってたけど気のせいだよね?
一度いったことは取り消せないんだよねぇー殺すのに惜しい?ごめん、俺にそんな感情なかったわ。
次は誰かな?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。