うり「この前一緒に演奏したじゃん、連弾しようよ!!」
んんんんん!?
連弾?今サラッと難しいこと言わなかったか?
「れ、連弾!?」
うり「うん」
「いや、私ピアノやってたの、7歳までだよ!?」
うり「なんだwやってるんじゃんw」
「なんでそんな残念そうなのw」
うり「だってさ」
「?」
うり「あなたが失敗するところ見たいし」
うり「それにさ、、」
と言って私の耳に顔をぐいっと近づける
うり「俺が1から手取り足取り教えたかったし」
「!?!?」
びっくりしたのあとからだんだん恥じらいが出てくる
「なっ////」
と言って片手でバッと口元を隠す
うり「なんで隠してるのw」
と言ってうりの片手で私の口元を隠していた手をグイッと自分の方に近づける
「ッ////」
ダメだ、、その角度は//
うりが顔を覗き込んでいるため上目遣いをしているような風になっている
うり「かーわいい」
と言ってニヤッと笑うと
〘チュ 〙
という音が手から鳴った
「っ///」
「そういうの反則//」
ほんとにもう、
「早くやろ連弾//」
「するんでしょ?」
うり「ww」
うり「はいはいw」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!