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2018/07/16

第7話

中学7


ーーーー休憩時間ーーーー




俺は、かなちゃんに話しかけられる前に、号令と同時に教室を飛び出した。


テオくん
本当、面倒くせぇなー
そう呟くと、後ろから聞き慣れた声で名前を呼ばれる。
じんたん
……テオくん?
テオくん
お、じーんたーん。会いたかったー!
じんたん
わっ?!もう何?!やめろよー!
思わず抱きつく俺をじんたんは必死に剥がそうとする。

あぁ、やっぱじんたんが落ち着くなぁ。
テオくん
……ぅわ!
じんたんの力では、俺の腕から抜けれないはずなのに、誰かに力いっぱい肩を押し返される。
じんたん
みやっ?!
テオくん
…………誰?
じんたん
あ、昨日言ってた、その、友達!!
友達というのがくすぐったいのか、少し照れながら俺に紹介してくるじんたん。

またモヤモヤする……
みや
こんにちわ。
じんちゃんの友達のみやかわです。
テオくん
どうも〜。
じんたん、昔から人見知りが激しくて俺にべったりだったから、心配してたんだけど、友達ができたみたいで良かった。
みや
へ〜、じんちゃん、話しやすいけどなぁ。逆になんで今まで友達が多くなかったのか不思議なくらいだったけど……
なんとなく理由がわかったよ
チラッと俺をみて意味深なことを言ってくるそいつ。

何故かわからないが、俺とそいつは敵対している気がした。

じんたん
テオくん、ご飯はこれからはみやと食べるから!テオくん友達と食べていいよ!
俺も独り立ちしないとねー!
笑顔でそういうじんたんに、イライラが増す。

中学になってまだ2日なのに、良いことがこれっぽちもない……
テオくん
そっか、わかった。
じゃぁ、みやかわくん、じんたんをよろしくねー。
心にも思ってないことを言ったからか、棒読みになる。
みや
ハハッ。俺がいるからじんちゃんのことは気にしなくていいよ。
みやかわという奴は、じんたんの頭抱え込むように抱き寄せ、まるで俺を挑発するようにニヤニヤしている。
じんたん
ちょっ、と、みや!抱きつくの、やめてって言ってるじゃん!
俺は思わずじんたんに手を伸ばした。
テオくん
じんたん、嫌がってんじゃん!
……大丈夫?
じんたん
あ、ありがと。でも、大丈夫!
みや、ふざけすぎ!!
みや
ごめん、ごめん〜〜!
まだ知り合って2日しかたっていないとは思えないほど、自然な2人に、イライラやらモヤモヤやらいろんな感情が出てくる。


じんたんに友達ができたのにちっとも嬉しくない。

それどころか、俺を必要としていないじんたんに腹が立っていた。














続く