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第11話

#11 温泉旅行
13
2021/08/19 01:17
《前回までのザックリあらすじ》
殺人事件で母と姉を亡くした妃沙。母の兄の里春さんが、妃沙を引き取ってくれることになった。
今日は里春一家と温泉旅行に来ている。
伯父(里春)
伯父(里春)
ほら、着いたぞー。
春斗(はると)
春斗(はると)
もうすっかり夕方だな。
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
あ、あのっ、運転ありがとうございました_(._.)_
伯父(里春)
伯父(里春)
いやいや、
妃沙ちゃん、礼儀正しいな!
こんな運転で良ければいつでも言ってくれ~!
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
まず、温泉入る?
伯父(里春)
伯父(里春)
そうだな!部屋に荷物置いて、温泉行こう!
伯父(里春)
伯父(里春)
部屋は3部屋あるから、俺は一番奥の部屋で寝るから何かあったら来いよー。
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
お一人で泊まるのですか?
春斗(はると)
春斗(はると)
父さんはいつも一人部屋なんだ。
俺と雪斗は同じ部屋。
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
そうなんだ
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
じゃ!部屋行って、早く温泉入ろ~!
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
うん!
女風呂
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
おー!やっぱり絶景だねー!露天風呂は!
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
妃沙、!?
どうしたのその体!
綾女は妃沙の痩せた体を見て目を丸くした。
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
これは、、
もともとだよ。もともと。
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
元々そんな体じゃないよ!!
妃沙、ここには私しかいないから大丈夫だよ。
言ってごらん。
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
少しの沈黙の後に妃沙が喋り出した。
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
綾、、
私、ご飯食べられなくなっちゃって。。
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
食べられなくなったって、どういうこと、?
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
食べると気持ち悪くて、吐いちゃうの。だから、なるべく食べないようにしてて。
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
そうだったんだ。だからいつも少なかったんだ。。
気付かなくてごめんね。
辛かったよね。
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
うぅ(涙)
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
よしよし( i_i)\(^_^)
大丈夫大丈夫。
いつから?
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
お葬式の後から。。
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
そっか。
辛かったね。もう大丈夫だからね。
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
黙ってて、ごめん。(涙)
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
言いにくかったんだよね。大丈夫だよ。
よしよし( i_i)\(^_^)
このことできれば父さん達にも相談したいんだけど、どうかな、
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
…でも、
私からは、、言えないかも。。
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
分かった。じゃあ、私から言っとくね。
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
今日の晩ご飯はどうする?
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
あんまり、食べたくない。。
でもっ、
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
きーさ、無理しないで。
食べたくないときは無理しなくていいんだよ。
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
綾、ありがとう。
綾女(あやめ)
綾女(あやめ)
私から晩ご飯のときにお父さん達に言っとくから。
たしか、部屋にゼリーとかあったと思うからお腹空いたら食べられそうだったら食べててね。
妃沙(きさ)
妃沙(きさ)
綾、、ホントにありがとう。。