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第3話

どついたれ本舗3
1,933
2024/03/21 11:13 更新
躑躅森盧笙
ええ加減にせぇよ…あなたに手ぇ出そうとしたこと後悔させたる!歯ァ食いしばり!!






遡ること数十分前〜


















あなたside





店員
「あなたの名字さん!今日はありがとうございました!!」
夢主
はい!また困ったことがあったら呼んで下さい!
店員さんに軽く会釈をして喫茶店を後にする

ちょっと上がるの遅くなっちゃったな…急いで夜ご飯の具材買わないと
















ガシッ

!?

盧笙の家の近くのスーパーに向かっていたところで、誰かに肩を掴まれた
夢主
な、なんです、か……
恐る恐る振り返るとそこには昼間のあのナンパ男と2人の男がいた

センター分け
「昼ぶりやね〜……今はあのおっさんおらへんみたいやなぁ」


センター分けがあ、こいつら俺のラップ仲間や仲良くしたってなと言って笑顔を見せてきた

仲間と紹介された2人は私の顔を見ると顔を合わせて何かニヤニヤしている


「いやむっちゃ可愛ええやんホンマにヤれんの?」

「まあ、3人男相手に女1人でどうにも出来んやろ いざとなれば俺らにはこれがあるからな」


今、マイクが見えたような……
夢主
……あの、何の用ですか
センター分け
「…昼間は中断されてもうたからなあ今から俺らといいとこ行こうや、なあ?」
夢主
嫌です…私用があるので失礼しま
センター分け
「そう言って素直に行かせる思うたんか?女1人じゃ抵抗も虚しく終わってまうな」

立ち去ろうとしたが、男は簡単に諦めることもなく、腕をセンター分けの男に掴まれてしまった
夢主
っ……、
男に掴まれた腕をみて顔を歪める

気持ち悪い……っ
センター分け
「まぁーたその顔…何?そんなに嫌なん?」
夢主
だから、嫌だって言ってるじゃないですか!
少し声を大きくして言うと男は腕を掴む力を強めて睨んできた

センター分け
「チッ るっさいなあほんまに お前が嫌とか知らんねん黙って着いてこいや」
そう言うと男は私の腕を強く引っ張った
夢主
っい、ぃた、
『おい!何してんのや!』

センター分け
「あぁ"?まぁた邪魔入ってきよった……」
夢主
え、盧笙…!?
盧笙は私を男から引き剥がし自身の体に私を寄せた
躑躅森盧笙
あなた!!大丈夫か!?
夢主
う、うん
男1
「えー、何?はよヤりたいんやけど」
男2
「お兄さん誰ー?邪魔せんといてもらえまっかー?」
躑躅森盧笙
ヤ、ヤり……?
あなた&盧笙
『はぁ"!?』
センター分け
「はぁ…ほんま面倒臭いわ……お兄さん悪いけどくたばってもらうで」
躑躅森盧笙
は?何言うて
センター分けの男がパーカーのポケットに入れていた手を出した

その手にはマイクが握られていた


キィ________ン


耳に響く嫌な音がなるとマイクが起動され、スピーカーが出現した
夢主
違法マイク……!
躑躅森盧笙
なっ、
男1・2
「俺らもやったるか!」

2人の男がセンター分けの男と同様、キィンという音を鳴らしてマイクを起動させる
やばい、違法マイク相手じゃ流石に躊躇してる場合じゃない…!


バックに手を入れマイクを出そうとした私の前に盧笙が立った
躑躅森盧笙
あなた、こいつらは俺一人でやる 危ないから下がっとれ
盧笙がヒプノシスマイクを起動した

マイクが変形し、スピーカーが出現する

幸い、周りに人影は無いためここでラップバトルをしても周りへの被害はほぼ無い

でも……違法マイク3人を盧笙1人で相手するのは流石に無理がある
夢主
盧笙、無茶だよ!3人もいるし私も加勢する!
躑躅森盧笙
あかん!違法マイクはどんな攻撃が来るかわかれへん、危険すぎるわ!
夢主
なら、なおさらっ!
躑躅森盧笙
あなた、俺は簓みたく強ないし、頼りないかもしれへん  けどな、俺やってやる時はやるんや
そう言う盧笙の目は真っ直ぐ私を見ていた


止めても無駄、か
夢主
っ……、わかった……無理はしないで
躑躅森盧笙
あぁ、任しとき
センター分け
「はっ、自分みたいやつ1人で何が出来るっちゅうねん
一丁前にカッコだけつけよって」
躑躅森盧笙
ええ加減にせぇよ…あなたに手ぇ出そうとしたこと後悔させたる!歯ァ食いしばり!!



























盧笙side












センター分け
「く、くそっ……、」
躑躅森盧笙
はぁ、はぁ……、勝負は、ついたみたいやな……
最後の一人の男が気を失って倒れた


やっと……終わった、流石に3人はしんどいな……


違法マイクの影響かリリックに対して攻撃が重かったこともあり、かなりダメージを負ってしまった
夢主
盧笙っ!大丈夫……?じゃないよね、
躑躅森盧笙
はぁ、 っいや大丈夫や、心配すんな
あなたが駆け寄ってきて心配そうに俺の顔を覗いてくる

今にも泣きそうな顔を見て胸が締め付けられるようだった
夢主
盧笙、
躑躅森盧笙
そない顔すんな…俺は大丈夫やから
夢主
う、ん
俯いて小さく呟くあなたの頭を撫でる

遠くからパトカーのサイレンが聞こえてきた
だんだん音が近くなってきている気がする
躑躅森盧笙
警察……?なんやこっちに近づいてないか?
夢主
あ、私が通報した違法マイクを持ってるって言ったらすぐに向かうって
躑躅森盧笙
そうか、ありがとうな
頷いてあなたは俺に微笑む

あなたが無事で何よりや















警察が到着してなんやかんやあり、違法マイクを持っていた男3人は連行された


俺らはヒプノシスマイクに関して少し話を聞かれたが俺がどついたれ本舗のメンバーだと分かると納得してくれた
やっと家に帰れる、そう思ってあなたと帰ろうとしたら











警察
「違法マイクの攻撃を食らったんですよね、念の為しばらくお仕事などは休まれた方がいいですね」
躑躅森盧笙
え?で、でも…何ともないですよ?
夢主
違法マイクは遅れて効果が出るものも多いんだよ
躑躅森盧笙
そ、そうなんか
警察
「職場の方へは署の方から事情を説明しておきます少なくとも3日は自宅待機という形になりますかね」
躑躅森盧笙
えぇ!?3日ですか!?授業が遅れてまう…
夢主
盧笙!無理したんだからここは黙って警察官さんの言う事聞いて!
あなたが少し怒ったように言う

俺が無茶して怒っとんのやろな…


まあ、学校で問題が起きても困るわ大人しく様子みとくか
躑躅森盧笙
うーん……仕方あらへんなぁ…何かあってからじゃ遅いしな
夢主
うん!
警察
「それじゃ、ひとまず後のことは我々に任せてご自宅にお帰りになさってください」
躑躅森盧笙
はい、よろしくお願いします
夢主
お願いします、!
警察の人に軽く頭を下げてあなたとその場を離れる







自宅に向かって歩いているとあなたが突然何かを思い出したように声を上げた
躑躅森盧笙
どないした?
夢主
ご飯作るのに使うもの買ってない!!!
躑躅森盧笙
あぁ、ほな今から買い行くか
俺が一緒に行こうとスーパーのある方へ足を向けると梨が俺を呼んだ

梨を見ると怪訝な顔をして俺を見ている
夢主
盧笙ボロボロだし私一人で行くよ
躑躅森盧笙
何言うてんねん またさっきのヤツらみたく絡んでくるやつがおったらどないすんねん
夢主
そんな1日2回も絡まれないでしょ
そうやって油断しとるから…
躑躅森盧笙
あかん何かあってからや遅い 俺も着いてく
夢主
だめ!無茶したんだから早く家帰って休んでて
躑躅森盧笙
せやから俺は大丈夫やって!
夢主
そんなにボロボロで何言ってるの?そんな格好で行ったら周りの人に見られる!
自身の外装を見てみると服はあちこち破れていて吹っ飛ばされた衝撃で負った擦り傷が沢山ある
躑躅森盧笙
…確かに、そうかもしれんけど……
夢主
もう…だから早く帰ってやす
躑躅森盧笙
いややっぱあかん!!
夢主
ゔぅ〜!!!しつっこい!
躑躅森盧笙
うっさいわ、ほらはよ行くで!
あなたの手を取って半ば強引に手を引く
夢主
あ、ちょっと盧笙…!
夢主
………(頑固だなぁ)







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