岩本side
あなたちゃんの病気がわかったのと余命宣告された時からふっかは本当の笑顔を見せなくなった気がする。
「大丈夫??」って聞いても「うん笑」ばっかり。
だから今日こそはちゃんとふっかが本当の笑顔を見せてくれるように楽しませてあげないと。
『照? なんかあった?』
岩「いや?なんもないよ、笑 行こ!」
『うわなつかしいなぁ、、笑 あなたと ここきたのもう6年も前なんだなぁ、』
岩「ほんと早いね、時の流れって笑」
『ほんとな、笑』
深澤side
あ~、だめだ、泣きそう、笑
岩「ふっか、?? 泣きそうでしょ、」
『そんなわけ、、、あるか、笑』
岩「水族館で泣くのもあれだけど泣きたい時には泣けばいいんだよ、!!」
『でも今日はあなたの代行だから泣くのはもうちょい後にしておく、笑笑』
岩「そっか、ふっからしいじゃん笑」
『おう笑』
〜数時間後〜
『そろそろ帰ろっかな〜』
岩「結構経ったもんね、楽しかった??」
『もちろん!!笑笑』
岩「そりゃよかった、笑 やっぱふっかは笑ってるのが1番だ笑」
『なにそれ、照れるからやめろよ、笑』
岩「はい、帰りまーす笑」
『おい、ちょ待て!!!!笑』
照、ほんとにありがとう。
お前いなきゃやっぱ俺は無理だな、笑
つづく
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!